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「今治タオルソムリエ研修会」平成22年10月23日(土)

今治タオル

「今治タオルソムリエ研修会」
日時/平成22年10月23日(土)
主催/今治タオル工業組合

今治タオル

協同組合デザイナーズクラブ今治理事長 阿部真三氏
「タオルデザインの歴史と推移〜平面から立体へ」


今回はデザイン45年一筋で活躍されてます協同組合デザイナーズクラブ今治理事長の阿部真三氏に
の講演をいただきました。

タオルのデザインにおいて概念を持たず織り上げるものづくりが今後は必要だということをお伺いしました。
今治タオル
工房織座 武田正利氏 「ものづくりの人生観」

武田さんのタオル作りへの現場をみた。

「高速ジャガードでタオルが進化していく中、わしは逆へ行くけん。」

武田さんの扱う古織機はトヨタG織機を自身で改良をかさねられ
現在も動いている。

ひとつの織機から織り出される商品は高速織機に比べ
はるかに少ない。

しかし、現代の織機では織ることが不可能な武田さんの
ものづくりのこだわりがそこにある。

話していると本当に織物に対して情熱的である。

織機を扱いながら織機本来の出来る機能を十分に発揮できる
ものづくりに取り組む。
そんな姿勢が伺える。

そこから織りだされる作品は世に誕生したいという武田さんの
おもいも一緒に織り込まれているため、輝きに満ちている。

その評価は第三回ものづくり日本大賞で経済産業大臣賞という
栄誉ある賞にて証明すみである。
さらにパッケージに関してはpentaward銀賞・レッドドット・デザイン賞と
W受賞をされている。

その息吹が吹き込まれた織機を見せていただいた。

どこの織屋の工場の織音とも違う、独特の空間。

カッシャン、カッシャンっとすべるゆるやかなシャトルが糸を放ち
細やかでいて温かいぬくもりのある作品は里山に心地良い音色を
醸し出していました。

しかしここまでの道のりは決して平坦ではなかったと語るお姿に
ものづくりの歴史を垣間見たしだいであります。

ぜひ、今治へ来られたら足を運びたい工房であります。


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