1000キロの旅 四国2日目

6時起床。曇り。

 トイレで顔を洗うのも車中泊の旅行の僕には慣れたもの。

タオル職人に会う前に身体を清める為に道後温泉の朝風呂をもらいに車を走らせた。

松山インターチェンジから降りて6時40分には由緒ある道後温泉の門戸をくぐる

道後温泉

歴史を感じながら地元の方と裸のつきあいをさせていただく。

出勤前にひと風呂浴びていく方が多いようである。 羨ましい・・・。

9時に目指して国道317号線を走る。 桜は散りかけであるが、見事な景色に歓迎してくれているかのように写った。

自然の中を走ると日々の煩雑な業務と時間に追われた自分を待ったをかけてくれる絶好の機会である。 アドレナリンをいっぱい出して元気になる!

さあ、ここから旅の自分から本来の仕事の顔に切り替えて失礼のない自分に切り替える

 

これが大事である。

しかし、この時点では素晴らしい想像もしていないことが起こるとは思っていなかったのであるが・・・

職人の職場へ車を止めると否や初対面の社長自ら、「寺田さんだね?」っと出迎えに来て頂いた。

電話の向こうの優しいが芯のある声の方だ。

自然と堅い握手を交わして応接室へ通していただいた。

僕の父親ぐらいの職人さんである

苦労話をふんだんに交えながら特許取得中の画期的なタオルの説明を本当に親切丁寧に包み隠さず、教えてくださった。

僕もサイトへ掲載してエンドユーザーに喜んで頂けるよう必要以上に突っ込んだ質問にも嫌な顔ひとつせず、説明くださる。

そのタオルの種類は次回にゆっくりお話しするとして、裏表のない職人の姿にまずは、喜びと感動をしてしまった。

今治へ来てよかったっと!

専務が外回りから帰って来られて今治のタオル事情を聞かせていただいた。

昼食をご馳走になり早々に邪魔にならぬようと思っていたのだが気づくと夕方17時になっていた。 どれだけ熱心で人情味のある職人であるかがこのことでも分かって頂けると思う。

その晩は胸いっぱいに道の駅(湯ノ浦温泉)で車中泊する。

京都東の名神高速を乗ってから後悔したことをさらに後悔する夜となった。

郷里の手土産を持ち忘れたことを・・・

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