算盤と論語

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

 

現代語訳 論語と算盤 (ちくま新書) (日本語) 新書 

渋沢 栄一  (著), 守屋   (翻訳)

 

次回のお札の顔となる渋沢栄一氏を知ろうとこの本を読んだ。

いくつもの素晴らしい言葉から現代に通じる教えをいただいた気がします。

 

著書の中で文明とは野蛮とは何かを教えてくださる内容がある。

渋沢氏なりの文明とは何かをわかりやすく説明してくださっている。

簡単に要約すると文明とはその国の力強さと経済的豊かさがバランスよく整っていることと書かれている。

 

日本は経済的豊かさが兼ね備わっていないと書かれている。

 

令和の今もその当時から同じような内容が今も続いている。

経済だけではない。政治的要素の不満や人間の視野の狭さなども

指摘されている。

今は昔というどの時代にも同じようなことが歴史で語られ続けていることが

伺いしれる。

今、世界的パンデミックの状況の中でそれぞれの国が危機的意識をもって

政治を中心に指導を受けて沈静に向けて努めている。

国民にどれほど伝わり方向性を一つにしているのであろうかは

当時の渋沢氏に聞いてみたいと私は思う。

論語にすべて通ずるという精神的な教えと算盤という確かな理論値で

語れるこの1冊こそ今読むべき本であろうかと私は思う。

 

我々は文明を発展させていける力を持てると私は思う。

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