こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
その昔、愛媛県朝倉村の山をダム作成を行われた際に赤土を必要とし拓けた敷地に
宮崎タオル創業者の祖父がこの地にタオル工場を建てられたという。
30年前まではここでタオルを製織し繁盛工場として経営をしてきたが
今は閉鎖し貸し倉庫として他社さんに任せているらしいが敷地には毎朝草刈りに来ているという
陽平さんに案内いただき歴史あるタオルの話や街の話を伺う機会をいただいた。
広大な山の敷地を一人で昨年より農機具や芝刈り機を買って山の中も伐採しながら
息を吹き返そうとしている。
頂上から見る景色は田舎暮らしに憧れる人にはなんと清々しいかといえる絶景であろう。
私も幼き頃は山に入りこのような景色を眺めていた記憶が蘇る。
コーヒーでも入れますわいっと土塀や地べたを剥がした小屋に入ると普段、ここで
休憩している陽平さんの空間に案内いただいた。
水も電気も通っていないこの場所で焚き火をしながら優雅が時間をつくることほど
贅沢なことはない。
コーヒーの生豆を買って土鍋で燻して豆を挽く。
少々大雑把な味の豆もこの景色で飲むと本当に美味しかったな・・・・。
たまに人が上がってくるがほとんど一人での時間になってしまい寂しくも感じるという
陽平さん。
しかしご先祖の土地を守り手入れすることで様々な恩恵を受けていかれるのは
間違い無いであろう。
誰もができそうでできないこと。
次回はここにお気に入りの本を持ってきて読む時間を作りたいな。
素敵な場所のご案内ありがとうございました。