もし、自社と全く同じような規模で全く同じような事業内容の競合他社ができた場合、どうされますか。
(立教大学社会学部4年 内藤傑さん)
内藤さん
こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】京都工芸の寺田です。
内藤さんには感心してまいますわ。
ご解答が遅れまして申し訳ございませんでした。
早速、一緒になって考えていきたいと思います。
ライバルが無いと社会も人も進化しませんよね。
電話会社さんや電気会社さんのブースが並んで販売されていることことが街中にはいっぱいありますよね。
隣同士でやりぬくく無いのかな?って以前は思ってました。
社会に出ると競合店のセールスマンと一緒にメシを行くこともあります。
大事なところは社内秘密ですが、ある程度情報を共有していったりします。
仲良くなるし、これは必要なことだと思います。
ライバルは意識して自分に生かすことが大事だと思っていたこともありました。
年をかさねこんなこともありました。
自営業をはじめて社員が暖簾分けして独立していくことがありました。
次の日からライバルですが、温かい支援があるのは言うまでもありません。
ただ、商売は数年掛けて蓄積した技術や営業はそう簡単に独立してうまくいくことはない。
結局は数年で店をたたんでしまわれました。
根本的に昔からライバルとする他社様へも近寄って仲良くなるのが私のスタイルです。
なんぼ、社内情報をオープンにしても真似できないところは真似出来ません。
それは最終的には人が違うからです。
同じ素晴らしい他社様を訪問しても全て真似ていいよと言われても真似られない部分が一杯あるのを実感してます。
その会社のスタイル全てを真似られないものです。
真似てもカラーが出ないと気づきますよ。
逆に真似てもらったら御礼を言うくらいがいいです。
高いと言われたらありがとうと言います。
当社の技術を高く評価していただいていることに誇りを職人も含めみんなが
持っているからです。
価格では一番に見積もりを出します。
精神誠意出すだけです。
それで他社に発注がいっても喜ぶのです。
お客様が満足で業界全体に潤っているなら社会に貢献していることとなります。
求めておられるニーズにお応えするのが会社です。
当社で受注する、お買い上げいただくものには価格もふくめ信頼と安心を
お届けするのが、皆さんの笑顔になるんだと思っています。
競合他社様に感謝はしても悪口は言わないことが社会のルールです。
相手の素晴らしいところは真似てこちらの素晴らしいところは真似ていただく。
誤解がないようにしておきますが真似るのとぱくる(盗む)のは違います。
中国の某遊園地が例です。
お客様に喜んでいただく笑顔は真似ても侵害する権利を盗むのはあきません。
きれい事のように聞こえるかもしれませんが、我こそはという目つきは
いずれ我が身に跳ね返ってきます。
そして日本文化は隠そうとする文化でライバルに手のうちを見せないですが、
見せて見せて見せまくる会社ほど業績がよかったりします。
顔や目に社員から楽しい表情があふれているからだと感じます。
人はそういうところに頼もうと思うんです。
電波は張りながら自社が地に足つけて経営してるのが一番です。
芯がないともっていかれますよ。
ありがとうございました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ヨタヨタやけどお気に入り!
そこまで使ってほしいタオルがあります
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・