<質問>------------------------------
個人情報保護法の成立以来、情報発信の枠組みが大きく変わってきたと
感じております。
個人的にも組織的な情報公開型企業を目指しており、すべて公開していこう
という方針で展開してきております。
しかし先日、社員とのコミュニケーションのなかで、「ブログで情報発信する
際に、写真と名前については公開を控えて欲しい」という声がありました。
社員からそうした要望が出るのも当然だと思います。配慮したいところですが
目指す方向性のあいだで、若干のジレンマを感じています。
会員のみなさまは、情報公開の基準をどういったあたりにおいているのか
(例:一定以上の個人情報に該当する部分は出さない 等)、お聞かせいただ
けましたら幸いです。
(治部電機株式会社 治部健社長)
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治部電機株式会社 治部さん
こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
いつもお世話になっております。
ご質問ありがとうございます。
一緒になって考えていきたいと思います。
私はブログを通じて書く際に自身に意志を持って書くようにしています。
意志とは自分が言い訳や嘘や楽しくないことさらに人を傷つけることや
気持ちが滅入ってしまう内容は一切書かないと決めています。
それでも年間、2~3件は記事の削除を求められることがあり、適切に
対応しお詫び申し上げ、削除することもあります。
全員に理解していただくことも無理ですし、ある意味良ければと思って
発している情報でもとらえ方によれば、中傷していることもあり得ます。
しかし自分の意志が中傷させたいからというためではないということを
明確にしていれば、いいのではないかと思っています。
情報を発信するのは本当に本当に勇気がいります。
勇気をもって情報発信という言葉に出会ったのは5年前。
そう思って毎日書き続けるブログは意志が曲がってないつもりで
書いているからこそ、個人情報の内容も受け容れてくださっていると理解しています。
誰もその方に不幸を招くために発しているのでは無いということを
トップが伝えることが大切かと思います。
組織として、何処まで情報公開するか 皆さんには、基準をお持ちでしょうか
という問いには
情報を公開するにあたり責任や事故やつまらないトラブルになることを
念頭に置くのも必要ですが、世の中のいい意味での公開を無くして
楽しい喜びと感動を人に伝えていけるのかが、自分の中にはあります。
縛る法律・守る法律と理解するだけでなく、発する側の意志さえ、
取り違えなければ、いいのではないでしょうか?
世の中はつながっているのだと言いますよね。
人が人らしく生きるのに愛があれば掛け違いはないと信じることも
大切だと思ってます。
「ブログで情報発信する
際に、写真と名前については公開を控えて欲しい」という声がありました。
これを聞き社長のところは風通しのいい会社なんだと感じました。
やはり右向け右でなく意見を言ってもらってこそ考え、思い、そして決断できるのですものね。 それを聞く耳をもち悩む社長が素晴らしいと感じます。
社員のプライバシーで触れられないところまで私達トップは立ち入れませんが
それが何かを知ることがトップでは大事なことであり、一律に統一せずとも
いい部分も必要かと思います。
目指す方向性という言葉をお使いでしたのでベクトルさえしっかりしていれば
公開内容は千差万別でもいい落としどころがあると思います。
私は社として何故伝えたいのかを明確にすればいいと言い聞かせてます。
顔にコンプレックス。寝相にコンプレックス。歯磨き音にコンプレックス。
まちまちですからね。
すべて私ですが(苦笑) (そんな細かいこととは違うと当然察してます。)
上手に言えませんが3年以上、情報を発信していて公開せぬことより
したことのプラスが多かったので何かの参考にしていただければ幸いです。
今後ともご高導のほどよろしくお願い申し上げます。
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