教育再生会議と自分

政府の教育再生会議は19日、首相官邸で合同分科会を開き、公教育の再生に向けた具体策を盛った第1次報告を大筋で了承した。

義務教育を担う公立小中学校の改革に重点を置き、ゆとり教育の見直しや教育委員会改革など7分野にわたる提言を明示。授業時間数の10%増などを打ち出した。24日に総会を開き、安倍晋三首相に提出する。

いじめ対策では繰り返し反社会的行動をとる子供への対応として「サポートを伴う出席停止」

               日経新聞記事一部抜粋

非公開の審議の中、各界から17名の方々が示した内容に疑問符を持たざるを得ない。

学校教育の崩壊の中、進歩した内容になっているのだろうか?

全ての歯車が狂っているものを調整していくことはたやすいことでは無いが、

私に何が出来るんだろうと考えることは大事である・・・。

たくさんの問題があるが絞るならば、いじめの環境であろうか。

いじめる子供を出席停止した場合に彼らはどこへ行くのだろうか?

「ただいま」っと帰っても、誰もいない家庭に戻る毎日、そこにとどまっていることは無かろうに。

サポートしていくのは地域であるというならば、民生委員の負荷があまりにも

大きすぎる・・・。

そう思った私は民生委員会長さんのところへ向かっていた。

「家庭というのは家と庭と書いて家庭と言うんや。 今日一日の出来事を

どうやった?っと聞いてはじめてコミュニケーションがとれていく。

しかし、今は迎え入れて語れる庭がどこの家にもあるとは思えへん・・・。

庭にはじいちゃんやばあちゃんもいて親がいて語れる場を言う。

真っ暗な家に帰る環境に家だけあってもあかんのとちゃうか」

っと民生委員会長さんの話しを聞きながら、考えた。

「食べたら明日の学校の準備しいや」 っと妻。

「後でする。」っと息子。

最近までは「はい」っと聞いていた息子が我が出てきている。

これを親の言うことを聞かないっと学校などに相談する親もある。

逆にこの子も段々成長して考えているんだと理解する親もある。

要は良くできたと褒める愛情も叱る愛情も子供は親に対して信号を出している。

それを大きく抱擁してやらないといじめなどの卑屈な環境に追いやるんでないか?

地域でうるさいオヤジになるのは性格的にちょっと違うが、そういう事も

していかなあかん世になる・・・。もちろん子供に言うのでなくその子の

親にしっかり言えるように。

逆に言われることもあるであろうが、そういうことになったら感謝しないと

いけないな・・・。

出来るだけ食事の時間帯に帰れるようにしてコミュニケーションのある家庭に

しよう。 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。