吠える術をなくした気持ちが分かるのか。

犬専門のテーマパークをうたい文句に開園し、経営難から昨年5月に営業停止した「ひろしまドッグぱーく」で500匹の犬が長期にわたり餌を十分に与えられず、命にかかわるほど衰弱していたことがわかった。

中略

皮膚病のため目の周りの毛が落ちたボーダーコリー・・・。

栄養失調で視力を失ったコーギー・・・。

便がこびりついた犬の体をシャンプーで洗い、伸びた爪を切るなど愛犬家たちが

世話をしている。   (朝日新聞記事抜粋)

  

小さな犬舎に閉じこめられ身動きのとれない犬たち。

お腹が減ったやろうに・・・。

    寒かったやろうに・・・。

      寂しかったやろうに・・・。

   愛くるしい瞳で人間を笑顔にしてくれてたおまえさん達を

  どうしてこんな目にあわせてしもたんやろ・・・。  堪忍やで。

 

 愛護団体のボランティア活動の中、病院などに移送されていると

 書かれてましたが、本当に人間は彼らの苦しみも分からぬのだろうか!!

 

 先日、下記のようなお客様の愛情にふれたところだというのに・・・。

実は、画像を添付いたしましたが、先月

家族の一員として15年5ヶ月もの長きに渡り、

我家に 幸せを一杯運んでくれたGolden Retriever(◎◎と言います)が、

虹の橋を渡って、私の手の届かないところへ行ってしまいました。。。

癌・心臓病など、生死に関わる病気をたくさん抱え、

闘病生活も足掛け7年となっておりましたが、

本当に静かに 穏やかに…まるで灯火が消え入るような最期でした。

私にとっては 『思い出』という一言では 語り尽くせない

大きく 大切な 財産を 山のように残してくれた子でした。

まだまだ 哀しさとも、寂しさとも 違う 深い悲しみと闘う毎日ですが、

葬儀に当たり、全国の友人から送られたお花や

メッセージのお礼に、御社のタオルに刺繍を入れて

お返しして差上げたいと 考えております。

 略

老人施設・保育園・障害者施設では、

10年間に渡る アニマルセラピー活動を通して、

多くの弱者の方に生きる勇気や 癒しといった

目に見えないところで お力になれたのではないかと

自負しております。

(容姿端麗・文武両道。。。かな?(^_^;)

まだ日本では「この犬は、何という犬種ですか?」と

聞かれる事が多かった時代に、 「イギリス系Golden Retrieverです」と

お答えをし「珍しい子ですね」と言われた時代の子でしたが

その後、警察犬や麻薬探知犬として 活躍するGoldenが

出てきてくれた事で、先駆者として彼は立派に務めを

果たしてくれたと思います。

私自身、長年

捨てられる犬達の保護活動をボランティアで続けておりますが、

この活動を始めるきっかけも、素晴らしい◎◎との出会いが

あったからなのです。

(今現在 我家に居る子達も、全員 前の飼主の身勝手から

 飼育放棄をされた子ばかりなのですが、その子達に

 躾やマナーを入れ、この子達と アニマルセラピーを

 続けております)

たった 犬 一頭の事……と 思われてしまうかもしれませんが、

◎◎は、私達家族にとっては、

大切な かけがえの無い家族の一員でありましたし、

日本警察犬協会はじめ 何よりも、これだけ多くの方が、

全国から 「◎◎君には、感謝以外の何も無い」と

駆けつけて下さり、追悼のお花や、プレゼントを供えて下さった事で

改めて、この子の偉大さに 気づかされている毎日です。

  このメールをいただき、

  察するにあまるお気持ちに目頭があつくなっておりました。

  それから本日の新聞記事・・・。

  犬からもらう愛情をもう一度、人間が考えるべきではないやろか。

   

  

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