こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
私は10年以上通い続ける整体院がある。
当時は知人であったため付き合いできてくれてたんやろと
先生は言われる。
しかし、今は私もそれ相応に身体も退化してきて、本当に苦しいそうにきているんやなと
マッサージを受けながら語られた。
そんな先生。
ある日の昼下がり、1本の電話がなったそうだ。
いつものように整体の予約の問診をするかのように対応された。
歳は81歳。
全身マッサージを受けることが出来なく30分以上マッサージを受けることも
難しい身体といわれたそうだ。
全身マッサージが特徴の先生にとっては丁重にお断りするお客様に
あたると思ったそうだ。
ところが話をしていると知人の整体院へ遠く通っていたことを知り
邪険にお断りすることも出来ず、一度来てもらうことにしたとのこと。
問診日、電動車椅子に乗って訪れたお客様は杖をついてやっと
部屋に入れるほどの身体であった。
自分にできることは、それほどないなとその時先生は思っていた。
窓側の椅子に腰かけてもらいながら、世間話をして
30分以内のマッサージを終えようとしていたころ、
「あなたの名前は●● ●●というのですか?」と壁の賞状を見ながら老人が言われた。
「昔、同じ名前で花屋さんの前に大きなモミジの木があるおうちに
住んでいた・・・」っと語られた瞬間、
ふと、先生の記憶が40年前にフィードバッグしたそうで
「■■先生!」っと小学校の担任であった恩師との再会を果たすことになる。
お互いに歳をとり、まさかここで再会できるとは夢にも思わず
先生にとっては恩師は特別な存在であったのにも関わらず
先に恩師が一人の教え子のことをしっかりと覚えてくださったことに
感動を覚えてしまったという。
それはそうであろう。
恩師とは場面場面で、その子一人一人の良きところだけが記憶に残り
忘れることができないものである。
その蓄積があって人生を豊かにしてくれたのは、教え子だと悟り
いつまでたっても恩師は恩師の存在のままなのである。
今日、我が家の息子たちも小学校、中学校のそれぞれの学年の
終業式であった。
それぞれの過ごした恩師の時間はもう二度と戻らない。
そこで培った出会いが、また時代を超えて懐かしく記憶に残る
一年であってもらいたい。
人を思い人に優しく。
ヨタヨタやけどお気に入り!
そこまで使ってほしいタオルがあります
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