タオルによるクレーム分析

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

昨日タオルソムリエ研修会において、家庭で起こりうるタオルのクレーム(鉄サビの付着、
黄変及び塩素による変色)を実習を交えながら勉強会を行いました。


鉄サビ汚れが無色であっても、時間の経過とともに水分が乾燥してなくな
ると、その部分は茶色く発色します。。
また、鉄サビの付着量によっては、鉄が酸化作用を促進させ生地が破れる
(穴があく)といった事故につながることもあります。


衣料品やタオルの黄変クレームは多く、新しいタオルを箱に入れてしまっていたのに
黄変したということはしばしばあります。
ポリエチレンやポリプロピレンなどビニール袋などに広く酸化防止剤として含有されてい
るBHT(ブチル・ヒドロキシ・トルエン)が原因であることが知られております。
在庫としてご家庭ですぐに使用しない場合は一旦洗濯を終え資材箱から取り出し
暗室での管理を心がけてください。
実験の結果から、タオルのPHを4から6の弱酸性に保つことで、BHT黄変は起こらな
いことが分かりました。


白いものに汚れが付いた際に使用する市販でも手に入る塩素系漂白剤。
カラーものなどに使えるとされている酸素系漂白剤。
白いものを漂白するという使用用途ではなく、汚れを落とすために漂白剤を使用される
間違った使用方法をしてしまうとカラー生地は変色してしまいます。
また知らず知らずのうちに塩素系の液体に触れてしまった衣類はその部分だけ
色落ちしてしまう原因ともなります。

クレームの多い穴開きは酸性が起因
黄変してしまうのはアルカリ性が起因
変色は塩素系が起因しているということがお分かりになるかと思います。

講師および実験:QTEC様

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