なんでも10円! 商売の仕掛け

 「なんでも10円!」って書いて店の前で10円市を始めたのは

 もう3年も前のことである。

 ここで僕は多くの事を実践して学ぶ。

 

  仕入れ値が100円から10000円もするモノも

    全て10円です!

  他店様のように10円の品も出して他の品も出して・・・などしない。

 さて、ここに商売の中で何の気付きか隠されているのか!!
 人通りの少ない民家の中にある当店の前がにわかに人だかりに

 なる・・・。

 10個買っても100円を払うお客様は

  「ほんまに兄ちゃん、100円でええの?」

  っと遠慮深く支払われる。

   「ええんよ、地域のご恩返しや。毎度、大きなトラックが出入りして

    堪忍やで。」 っと私。

  そのうち、1年後くらいからか変化が現れた。

  町内会の夏祭りの景品の注文が来る。

  地蔵盆のゲームの注文が来る。

  香典返しやお中元・お歳暮のご注文をいただく・・・。 それもお任せで!

   ここで何が言いたいかお分かりだろうか?!

  又、

  昨年は滋賀の一等地である、西武百貨店・パルコ店の前で

  商工会議所の催事があった。

  最終日にタイムセールをすることになり、

   ここでも10円市を仕掛ける!

   各ブースの方は「大丈夫ですか?これも全部10円にするの?」

  と心配してくださった。

   私は『絶対に売れない』っという自信があった。  何故か?

   案の定、不安そうに何名かが1500円もする人気キャラクターバスタオルを

   10円払って購入されるが売れたのはここでは5枚だけ。

  商売における戦略と言えばそうであるが、これは中々、皆さんは実践しにくいことであろう。

   つまり、

   お客様は商品の価値をある程度、ご自身で決めておられるところがある。

  それを下回りすぎる不当な金額の設定は返ってお客様を不安にさせて

  しまうのだ。

    10円の裏には何かワナがあるのではないかと・・・。

   普段、商売をしていない一等地では私自身を知っている方はいないので

   不安になるのは当然のことだ。

   逆に、当店の前での10円市は私を知っている方なので申し訳ないと思いながらも

   この価格の魅力と共に私を購入していただいている。 これが大事だ! 

     安心という信頼を購入していただいているのだ。

 

  安心だという購入は何よりも堅い。 永遠に。

  だから後の売り上げはお客様から足を運んで頂ける。

  足を運んでいただくと又、うれしいから付加価値というサービスで

  喜んでもらう。 その先はお任せしても大丈夫という安心にまでつながる。

  WIN・WINが出来る最高の商売となる。

  価格設定は難しい。 そして信用いただくことは時間をかけても価値はあるのだ。

  価値がある自分を購入いただくと商売はやめられないものである・・・。

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