梅雨入り

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

 

16日(日)に近畿・東海が同時に梅雨入りしました。

近畿では過去最も早い5月22日(2011年)よりも6日早く、統計を取り始めてから最も早い梅雨入りとなったそうです。

梅雨入りが早いと情報もあったので空模様と見ながらそろそろだという準備もしてシーツなど大物洗濯は

終えて衣替えも例年より早く行えましたが低気圧の影響で身体がついていかなくならないようにと

気をつけていかねばなりません。

 

さてさて長い梅雨入りになるということは洗濯物の中でタオルは少しでもかさばらない工夫が必要になってきます。

室内干しと浴室干しをされるご家庭でも干すスペースは限られているのでサイズ感を重視しないと

バクテリアによる臭いの原因で不調を起こす場合があります。

 

生乾きによるタオルは毎日衛生的に洗濯をしていても菌の繁殖は進んでいます。

皮脂や洗濯洗剤のカスを餌にバクテリアは繁殖をしていく中で糞をします。

その臭いがタオルに染み付いてしまいますのでそうなる前に防御策が必要です。

 

タオルは十分な水量で洗濯機に詰めすぎないようにして洗うことが大切ですが

間違って大量の洗剤を入れても返って臭いの原因となる洗剤が残ったままになるので注意が必要です。

 

浴室に干す際は室内を十分に湿気を取り除いた状態か干さないと室内の菌が繊維に移りますので

気をつけましょう。

部屋干しの際はカーテンレールなどの壁際は湿気がたまり臭いの原因になりますので

できるだけ風通しのよく空気の循環のあるポジショニングを大切にしてもらいながら干していただきたいと

思います。

 

自然乾燥7割ほど行った後に乾燥機があれば最後の仕上げはしてもらってもいいと思います。

乾燥機がない場合は低温アイロンもお勧めしています。

アイロン後は繊維が寝てしまうので軽く振ってパイルを起こしてあげると風合いは戻ります。

 

ハンガー干しなどをされる際はタオルの重なる部分を少なくして干すことを心がけてください。

重なる部分が乾きづらいため生乾きの原因となってしまいます。

 

そのためにもサイズは梅雨時期は小さいサイズでコンパクトにすることが重要です。

 

ではご家庭でこの時期に最適なタオルはどんなものが理想かをタオルソムリエの目線でお伝えします。

 

●長くて絞りやすい浴用タオル【温泉タオル】

ウエットユースとドライユースの両方で活用できる薄手でありながら長さが十分にあるため機能性を持たせたタオルです。

体を浴室で使用した場合、絞った状態で体を粗拭きします。 

浴室の外でもう一枚のタオルで体と頭をしっかりと拭くために準備いただくと2枚のタオルで十分です。

吸水性があり長いために十分に水分を吸い取ってくれます。 

乾きやすさは他のタオルに比べて2倍から3倍の速さで乾いてくれるので生乾きの時間が短縮できます。

 

●ワッフルガーゼフェイスタオル【ふんわり】(今治タオル)

どうしても髪の長い方にはこのタオルが一枚あると便利です。

ワッフル部を持たせることで空気を含み肌に優しく吸水性が高い設計になっています。

織の特徴から使用していくと少し縮んできますのでサイズ感が育てられるので幅狭のタオルになります。

梅雨の季節にジメジメしたストレスをなくすアイテムタオルになっています。

 

●ショート丈カラーフェイスタオル【スレンダー】

サニタリーやキッチンなどの手を拭く際に使用するタオルとして作成した通常のサイズより長さも幅もスリムです。

濡れた状態を意識しているのでタオル同士が重ならないようにしたサイズですので乾きやすいのが特徴です。

 

●ガーゼ&パイル リバーシブルフェイスタオル(今治タオル)

枕に巻いたり寝汗や普段の外出に持っていくなどの場合は片面がガーゼで裏がパイルになっているリバーシブルタオルにしておくとかさばらず洗濯の際も助かります。

優しい風合いが肌にあたるタオル本来の気持ちよさを残しながらこの梅雨時期も過ごしていただきたいと思います。

 

●ボーダーカラーハンドタオル【泉州こだわりタオル】

持ち運びする外出時のハンカチタオルもできるだけ洗濯容量を抑えるためにパイルの短いタオルをおすすめしています。

十分な拭き心地とボリュームを持たせながらコンパクト設計になっているのは毛足を短くした織り方でかさばらない洗濯用にしているためです。

 

 

●ミニバスタオル【まいにちのタオル】(今治タオル)

最後にバスタオルの中でも梅雨時にだからこそ使い勝手のいいタオルをご案内。

ハンガーサイズにあわせたスリムサイズでかつ防臭加工を施したミニバスタオルです。

通常サイズのバスタオルより小さくかさばらいのですが十分に体を拭き取ってくれます。

湿気状態を短くするために重なる干し方にならないようにハンガー同士の間隔も開けていただくと

さらに早く乾きます。

 

 

いかがでしょうか?

タオルは星の数ほどありますが四季に応じてタオルを楽しめるようさまざまなタオルが存在します。

一度ご自宅のタオルを見直していただき快適なタオルライフをお過ごしください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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