郵政民営化 一枚の壁

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】京都工芸の寺田です。

壁一枚で変わる

10月1日郵便局が民営化される。

夏を迎える前の5月あたりから私の出入りさせていただいている

滋賀県217局の郵便局のうち集配局と言われる局舎には

壁一枚の敷居が急ピッチで敷かれていた。

また、同時進行にて集配局の簡素化が余儀なくされ、

今まで大人数であった局舎の集配スペースはガランと空いた状態になっていった。

私の業務にも変化が徐々に生じていた。

お客様の窓口から納品することがなかった局にも

裏口はこれまでとは違う別会社の通路を通る為に

混雑するお客様に紛れながら納品をする格好に変わった。

今後、お客様は戸惑う一例を挙げよう。

年賀状をお願いしますとこれから勧誘が始まる郵便局員さん。

同じ郵便局でもふたつの顔を持つことは知られているのか?

郵便局会社からの勧誘、そして郵便事業会社からの勧誘。

どちらも同じ敷地で営業をする壁一枚の違いによる別会社である。

一般のお客様にそれが分かるまでどれくらいかかるであろうか・・・。

また、逆の立場から言えば、同じ職場だった局員さん達の意識も複雑であろう・・・。

生活の身近な問題でありながら、関心事にならない日本の国民性。

そして、どのように変わるのかをしっかりとまとめきれていない

郵便局の体質にも問題がある。

24万人のマンモス会社になるこの日本郵政株式会社に

利用する側からも局員側からも厳しい状況になることは間違いない。

月曜日からスタートする新会社の端末機の入れ替え、設備、システムの

切り替えなど今頃、日曜日だといっても局舎は動いているに違いない。

パンクする恐れがある月曜日。

一般のお客様に混乱を招くことなく誘導出来るかが、心配である。

また私の会社の関連の仕方も従来とは異なることは確かである。

長年、あなたの町の郵便局という親しみある郵便局のキャッチコピーが

大好きであった。

その過疎地を含め、気さくな人間味のおつきあいにて

地域を見つめてきていた郵便局の大事な体質は残してほしいと節に願う。

財源の流出のスリム化と国民の利便性のバランスがとれずして民営化の

メリットがどこにもない。 

巨大な会社だからもろい・・・。 

明日から、スタートする、郵便局。

壁一枚からスタートである。

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【タオルはまかせたろ.com】

rogo

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