衰退ビジネスをV字回復! その現場訪問 山形県編

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

ホテルを8時30分に出発し加茂水族館に
向かいます。
別名クラゲドリーム館

9時からオープンする年中無休の営業です。

歴史は古く地元に根付いた水族館でしたが都会の大型水族館のあおりを受け来場者数も激減し、あとは倒産、廃墟となる
幽霊水族館の道を辿るところでした。


館長である村上さんが最後に投じた一手はスタッフがたまたま赤ちゃんにエサを与えて成長させたしまったクラゲによるストーリーから生まれたのでした。


育てるのも難しく命の短いクラゲは水族館の脇役のイメージでした。


それにフォーカスさせて世界一のクラゲ博物館に変化させていかれるのです。


これでもか!といわんばかりに多数のクラゲがいます。

今日も会場にはツアーバスが乗り込み大人の見学者ばかり。

昨年に新しい施設をオープンしてから夏には周囲の道路が満杯になるほどの賑わいだといいます。


この水族館は何を変え何をしたのでしょうか…?
新しい何かをしたのでしょうか・・・?
特化するとどうなっていくのでしょうか・・・?


もう一軒、昼食会場に向かったのはラーメン屋さんでした。
一軒、そうここは小さな旅館である琴平荘さん。
衰退していく旅館でラーメンをはじめた大将。どこからもラーメン屋さんとは外見では見えないですね。


11時の開店を待たずとも旅館の前に人が並びます。 ラーメンを待つお客様がいるから
旅館の玄関が開けられない旅館なんですよね。


中に通されると確かに旅館。
なのに宿泊客は無く小さな看板のあるラーメンの暖簾を、いや暖簾のかわりに襖を開けてそのまま大広間へ入るのです。


かつて大宴会がなされた広間であったであろう緞帳があるステージは閉ざされたまま。

そこにお客様が待っているのはステージ舞台ではなくラーメンを待つのです。


テーブル数を超えたお客様には居心地のいい大広間の端。旅館なんだから居心地いいに決まってます!
足を投げ出し並ぶことなく寒空に単に立っているのでなく暖かい会場で一時間待つのです。
その一時間は無駄な時間では無いのです。

この待ち方なら会話も出来るしラーメンが出てくるまでのワクワクも共感できます。


そして待っている間に口コミがSNSサイトを通じて拡散していきます。
それを見てしまったお客様が今やこの状態の名物ラーメンにまでなってしまったのです。

旅館の前の看板もわかりづらいにも関わらずそのあり方を懇切丁寧に人間様は口コミサイトに書く。
拡散していく! していく!

もちろん美味しいラーメンですが立地は決していいとはいいがたい困窮極まりない経営のお宿の復活!

何を変え、何をやらないことを決め、何をしたのでしょうか?

両者とも成功事例からみるビジネスモデルからは多数のヒントが溢れています。

同じような環境のアミューズメントスポツトや旅館も困られている方も多いことでしょう。
成功と成功しない違いはどこにあるのか…?

私が語るのはここまでにしてもヒントは山ほど見えてきたはず!

やるかやらないか?

さてさて。

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