清酒「富翁」醸造元 (株)北川本家

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

京都伏見は銘酒の蔵が並ぶ。

新古が入り混じる街角道を抜けると
ご縁をいただいた北川本家の酒造メーカーの富扇の屋号が迎えてくれた。


仕込みは終わっている季節であるが
麹の香りが工場内に入り込むと包んでくれる。


元杜氏でこの会社の歴史を語れる
松味さんに工場を案内いただいた。


日本酒作りは複雑である。
いや、今日までそこまで複雑で
丹念に仕上げ生きた酒がどのように生まれるかなど恥ずかしながら知らなかった。
いや、丁寧に説明をお聞きしても頭で理解がすぐに出来るものではない。
驚くことはそれが日本の近代文明が
繁栄する以前にご先祖様は日本酒つくりの基礎を習得していたことにある。


機械化が進みオートメーション化されようとも酒の味は一筋縄ではいかない。


だから奥深いのだがそれを志す職人が生まれないのもなんとなく理解できる難しい仕事である。


利き酒は日光酒と生酒で行われ
30分日光に放置した酒の日光臭を持ってしまった酒とそうでない酒は比較にならない味と香りになる。

松味さんは言う。
いくらいい酒を作っても届けるまでが酒つくりなのだと。
大切に杜氏や職人が作っても販売側で味が変われば美味い酒とは言われない。

もちろんタオルを販売する私にも精通する。
届ける先の笑顔があってこそ初めて喜ばれるのである。


深い酒つくりの向こうに気持ち良く酔える美味しいお酒はこのように生まれていくのだと現場をみて改めて感じた次第です。

ありがとうございました。

清酒「富翁」醸造元 北川本家

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