こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】京都工芸の寺田です。
子供の日に思うことを書いてみよう。
23年連続で15歳以下の子供の人口が減少しているとの発表を受けて
いくらくらいの大人が危機を募らせているかは分からない。
滋賀県は人口比が沖縄県について全国で2位と高いが、それでも地域の学校の
教室数は減っている。昔はクラスが40人ほどで8組くらいはあったもんだ。
子供社会のバランスは今、一体どのような状態なんであろうか?
過保護すぎる世の中であることと、子供の居心地の悪さは比例していると感じる。
今日もじっちゃん、ばっちゃんから、子供の日だとプレゼントが来た。
財布のひもが緩い大人が多いので経済もそんなターゲット向けの戦略が目につく。
余裕のあるお家やじいちゃんやばあちゃんが健在のお家はいいが、子供は
それを選べないから格差がつくんとちゃうんかいな・・・。
私が今の時代の子供だったら、まさに貧乏だったので友達をうらやましく思っていただろう。
うちも自分のことはさておき子供にはそのせいか、甘いところが多々ある点を反省する。
モノを大事にしない。
私は大事なミニカーがあって今もある。
私の息子達はそんなおもちゃを見つけ出すことができるだろうか・・・?
あふれたおもちゃの子供部屋にため息がでる。
何にも買わないでおこうねっと言っていたのにふくれあがるおもちゃの量。
自己嫌悪である。
手作りのこいのぼりの塗り絵をしてくれるイベントに遭遇した。
昔のおもちゃ遊びをしてくれるお兄さんお姉さんに交じって楽しいそうであった。
鯉のうろこの部分にお祈りごと書いて貼る紙に長男は「ずっと家族と一緒にいたいです!」と書いた。
車で流れたラジオからの全国の事故の惨事を話していたからであろう・・・。
この瞬間にも幼き命が犠牲になっているんやしね・・・。
話しがずれるが、町内会長さんが地蔵盆の企画に早くも今年も協力してくださいと連絡をいただいた。 毎年、手作りで何かをしてあげるのが恒例になりつつある。これが結構、自分には、はまり役である。
子供にふれ合うことで学ぶことが多いのは事実である。
そう感じて接すると心が豊かになる。
さて、話しは戻り、
でも今日のイベントもよそのお父さんもお母さんもスタッフのお兄さんお姉さんに預けて携帯メールしてたり、喫茶店に入って大人の会話・・・。
それもどうこう言うわけでないが、イベントの意義と子供の作品を作る表情を観てるとそばにいて子供の日の意味を少し考えるのもいいのかなと思う。
堅苦しい意味で無くって、せっかく混み合う中、お父さんも子供にふれあいに
出てきたんやしね。
自分の子だけでなく周りの子の表情なんかも・・・。
よその子供さんが私に話しかけにきた。
おっちゃん、鼻紙ある? 鼻かみたいねん~。
・・・
今の大人は多分こう言うだろう。
おっちゃん、紙無いわ。
よその子供にあたりさわりの無い、ふれあいを持たず、子供を傷つけず、干渉せず。
昔の大人はこう言うていたやろ・・・。
こらあ、ガキ、汚いねん。 袖で拭いておけ!
私はどっちやったと思います!?
おかあちゃんは? 1人で来たん?
(返事なし)
紙無いけどおっちゃんのハンカチ(タオル)でええか?
(何も言わずに借りて鼻を拭く)
(そして御礼を言わずにハンカチを返して又遊びに行く)
子供の日以外なら何かを言ってやりたかったけど、子供の気持ちを
考えたら言ってやるのはあかんと咄嗟にとどまりました。
近くに親御さんはいました。 イベントをしていただいている会社の
パンフを束にしてお尻に敷いて足を組んで座ってはりました。
今日はここで書き終わりますね。
いっぱい考える日でありましょう。