不要不急と不安不満の付き合い方

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

新型コロナウイルスの情報が日に日に危険性と世界的経済のダメージを

伝えています。

それぞれの受け止め方は違うように感じますが皆さんはどのように思われますか。

 

言葉はインターネットの普及により特に難しい状態になっているように

思っています。どのようにも言葉は捉えられてしまうので危険な時がありますね。

 

不要不急という今までに聞き馴染みのない言葉を若い世代の耳には

不安より不満に聞こえるようです。

 

それもそのはず。 私がもし学生であれば1日たりともバッドを振らない日を

想像できてなかったですからね。不要不急にあたらないと練習していたかもしれません。

 

彼らにとって大切なお別れの日も合格の門出も就職の喜びも芽吹く桜も

待ちに待っていた春休みも旅行もコンサートも仲間との思い出作りも

灰色にかすむほど自粛の影に隠れてしまったのですからね。不満という言葉に

どうしても変換されるのかもしれません。

 

いつかはそれもいい思い出になるよと言われても寂しい春の訪れには

今は変わりありません・・・。

 

 

まだまだどこまで続くか分からない不要不急の外出を控えるという状態を

大人は不安と捉え先行きを見通せないに聞こえています。

 

言葉はマイナスを含むと頭がマイナスになっていくことを知っているはずなのに

人間は追い込むことを求めたがる性質なのでしょうか・・・。

不安という言葉を打破するために不安と戦ってしまうのですから。

 

ではどう言葉を変換すればいいのでしょうか・・・。

 

この歳になると平日も土日も目覚める朝の時間は同じです。

トイレが近いから仕方ないですね。

 

今日は知人が近くまで来ていたので自宅から会社へ向かいお土産のタオルを準備しました。

和紙に筆で手紙をしたため墨汁のかすかな香りと朱印を押して笑顔のエネルギーと感謝を

込めて書きます。長話をしないために手紙に思いを書き詰めます。

 

早朝にそれを届けて帰宅すると妻は洗濯機を回してくれてました。

 

妻に音楽を聞きながら挽きたてのコーヒーを淹れます。

湯気が立ち上るリビングでコーヒーの香りがカップに注がれると1日が

何も変わらぬように動き出します。

 

妻が神棚の水を変えて手を合わせる姿も

子供達のおはようもカーテンを開けて風を通す先に見える街並みも何も変わらない。

 

洗い立てのワイシャツにアイロンをかけるとかすかに洗剤の香りが立ち込める。

自然の中で感じる日常の香りを楽しむだけで心は落ち着いていく・・・。

 

五感軸をもつことを私は常々伝えていますが五感の中に脳を先走り使うことは含まれていません。

肌で感じる感覚・匂いの嗅覚・視覚・聴覚・味覚を感じて脳へ行く。

脳は一番最後です。

入ってくる情報が聴覚と視覚でメディアを見ているとバランスが狂うかと感じます。

 

動く・食べる・笑うは人間の大切な要素です。五感をバランスよく軸にして生活をする。

 

不要不急という言い方を「お家での日常の生活をしばらくしていよう」と言い換えれば

不安は感謝に変わります。

 

国民の皆さん、お家があることは、安全な居場所があることは

日本が豊かであるからです。今自宅でできることは日常への感謝です。

お家が持てた時にそのお家にいることをうれしいと思えたもの。

お家であれがしたい、これがしたいと考えたもの。

当たり前になって実は忘れかけていた大切なその居場所の存在を

確保できることは素晴らしいことだと思います。

その場所から行動できる喜びを感じてみましょう。

人への結びつきに感謝しましょう。

 

そういうメッセージに変えれば自粛ではなく不満ではなく不安ではなく

不という要素が少しは和らぐのではないでしょうか・・・。

 

コーヒーを入れてくれてありがとう。

綺麗にアイロンができて気持ちいい。

一緒にいれてくれてありがとう。

風が吹いてくれてありがとう。

手をあわせてくれてありがとう。

食事ができることにありがとう。

お風呂に入れてありがとう。

日本にいれてありがとう。

 

震災の時に日常が叶わなかった経験をその存在を私たちは忘れていません。

 

今は日頃の日常の生活を感謝する輪が広がることでウイルスの感染を抑制し

幸せの感染が広がるようする時なのかもしれません。

 

そこからみんなでまた暑い夏に社会で大きな輪を経済に循環させていきたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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