リネン(亜麻:あま)とラミー(苧麻:ちょま)

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

紡績会社ミマス株式会社さんは三重県で麻に特化した紡績会社として
1948年に創業されています。

ご縁があって一緒に麻の紡績の勉強をさせていただく機会があり
たくさん取り扱いされる麻の中でいろいろと違いを教えていただきました。
現在紡績糸として主に
リネン・シルバーリネン・リネンライン・スーパーファインリネン・ラミー
ヘンプを軸にその他ウールやシルクも交え国内でも取り扱い糸は群を抜く紡績会社です。

今回は主にタオルとしてもなじみの深いリネン(亜麻:あま)とラミー(苧麻:ちょま)の
違いをご紹介します。


細くささくれだった繊維が見えますでしょうか?
麻の原料の中で一番代表的なリネン(亜麻:あま)は亜麻科の一年草です。
栽培は紀元前6000年ごろにまでさかのぼりますから人類の中でこの亜麻は貴重な栽培資源であったことは
間違いありません。
適度な太陽と風、雨が良質なリネンが育つには必要であり
ヨーロッパをフランス・ベルギー・オランダなどのフランダース地方が主に産地になっています。

この亜麻の特徴は繊維にすると柔らかく光沢があること。
洗濯すればするほどドレープ性がアップしてナチュラル感が得られます。


現在、当社ではマフラーバスタオルフェイスタオルとして楽しんでいただくアイテムを
ご用意してます。


一方、ラミー(苧麻:ちょま)はイラクサ科の多年草で年3回の収穫が可能な繊維です。
アジアが中心で中国が主な産地国となってます。
非常に繊度が安定していてハリコシ・白度があり栽培においても成長も早く環境に
優しい原科といわれてます。

特徴はシャリ感があり汗ばんだ肌に付着しにくく水分を素早く吸収し
放出するため涼しく感じられます。
耐洗濯にも優れ繊維の腰も強く繊糸が滑脱しにくい通気性の優れています。

タオルにした場合は少し毛羽がたつというデメリットもあるため
商品化は紡績技術に応じて判断する必要があります。

同じように代表的なヘンプ麻(大麻)も殺菌性や抗バクテリアに優れているのですが
高価なためタオル商材としては市場にマッチしにくくなってきました。
 (※薬物の大麻と麻繊維の大麻は別の品種です)

100%麻という取り扱いではなくタオルにする場合は綿糸と組み合わせ
様々な形で市場に出ている商品もありますので一度、商品組織表示をチェックして
いただければと思います。

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