タオルの紡績工程

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

日本一の生産設備を誇るKBツヅキ(株)出雲工場では従来紡績の際に
要していた粗紡工程を省略する独自のTNS方式を採用されている。

順序を追いながら大まかな紡績工程をご紹介させていただきます。


日本の綿花は紡績される99%は輸入品です。純国産の綿花栽培はこのツヅキ出雲工場内の生産を除き
ほとんどなく製品になるには輸入により原糸を綿花商社を通じて買い付けます。


しばし含有水分を調整させるために荷ほどきした綿花を格納させています。

紡績工程で重要な混打綿工程です。多種による綿花を均整のとれた状態にしていきます。
どの年代の綿花であろうと均一にするのは素晴らしい技術によるものですが、それでも自然界の綿であるために
ロットによっては産地にもよりますが、よく糸切れしてしまうものも稀にあります。

写真を撮れなかったのですが、次に梳綿工程で綿を解きほぐし、ゴミなどの取り除き、綿繊維の方向を揃える工程が
あります。
針布により、綿繊維(綿毛)1本1本をバラバラにして完全に解きほぐします。
さらに熟成工程がありここで60%までの湿度に保ち熟成させます。


スライバー何本かを重ねて引き伸ばし、繊維を平行にし、同じ太さのスライバーにしていく工程を練条工程といいます。
ここでは湿度を40%までに戻しています。


所定の撚り(回数)と太さ(番手)の糸をつくる最終工程が精紡工程となります。
通常、練条工程と精紡工程との間に粗防工程があるのですがツヅキさんの工程では
それがございません。

独自のTNS方式により粗防工程を省いております。
今回はMFTS方式による2分繊の工程を見学させていただきました。


巻き返し工程でボビンに巻いた糸を種類に応じて分けていきます。


仕上げ工程を終えた糸はコンベアに乗せられそれぞれ分別されていきます。


梱包工程を通り


タオル工場へと届けられていくのです。

協力:KBツヅキ株式会社様

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