こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
2012年東日本大震災の翌年より被災地である宮城県南三陸町へ定点観測に赴いている。
同じ位置に立ち、土が盛られ高台になりつつある街を見た・・・。
以前がどのような街であったかさえ住んでいる方も分からなくなってきたと言う。
防災庁舎は時が止まったままであったが街となるその周囲には商業施設が出来るそうだ。
私の中で震災を支援することから風化させないためへと今は意識を変化させていっている。
いつも当時の状況から街をご案内いただくのは株式会社ヤマウチの山内恭輔さんを通じてである。
被災された工場。そこからやっと新工場完成が9月に完成された。
(後日ブログで詳細紹介予定)
ここまでの道は決して平坦ではなかったそうだが国の援助は大きかったとおしゃっておられた。
みやぎECの事務局長を受け持つ山内さんから元気ある講演をと依頼されたのだ。
一旦はお断りした経緯もあったがこれも恩送りと使命を感じお受けさせていただくことにした。
毎年ここから見続けながら復興していく様子は確認できる。
皆さんの生活が少しずつ以前の生活に戻りつつあるとも思える。
しかし命を亡くした心の傷はいつまでも簡単な言葉では計り知れないものでもある。
まだまだ仮設住宅の生活を余儀なくされている方が多い・・・。
私がお話しする講演の内容は至ってシンプルでありいかに人間らしく生きるかということである。
モノがなくても心があれば大丈夫ということを常々メッセージとしている。
しかし私は大きな災害にもあったことが無く実際に経験された方々に届くのであろうかと
今回ばかりは不安を抱えて現地へ向かったが
話しながら学ばせていただいたのは私のほうであった。
毎回思うが東北の方々は心が豊かだということ。
一人一人とじっくりお話ししている気づくこと・・・。
ここには私が思う以上に人を大切にする絆が生活に染み込んでおられるということである。
それはずっとずっと昔から・・・。
皆さんは口をそろえてこう話される。
今まで食べ物は隣近所から誰からとなく貰い、米も野菜も魚介類も買わなくても十分に誰もが胃袋を満たされて生活をしてきたそうだ。
お金が無くても困らない食に関するひもじさは無く満たされていたことが心を豊かに人と向き合える術であったと言われる。
知らずと生きることの大切なものが身についておられるのだ。
助け合い生きる地域の絆は都会には消えつつある・・・。
いざという惨事に助け合いながら生きることは東北の方々には自然のことであったのかもしれない。
三方良しの人生がここにはある。
そう思える被災地での出来事を数回に分けてつづってみたい。
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