「先手必勝か、顧客の反応待ちか!?」

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】京都工芸の寺田 元です。

<質問>

私は将来起業家になりたいのですが、起業家になくてはならないものをひとつ挙げるのであれば、どのようなものですか?また、それは、どのように身に付けるのでしょうか?

 第1回目の「明大生との毎週一問百答」に登場された明治大学商学部3年遠藤さんとは又違う遠藤さんでしょうか?

 失礼があったらと思いまして久米さんの「2006講義ブログ」もあわせてご参照させていただきましたが、判断がつかなかったのでご挨拶に不手際がありましたら許してくださいね。 進藤昭寿さんと遠藤正人さんがおられるので・・・。

時間がある時にゆっくり拝見したいと思います。

 

 それでは改めまして明治大学商学部 進藤昭寿さん、はじめまして。

 よろしくお願いいたします。今日は僕もフルネーム寺田元(げん)です。

>商いをする上では、先手必勝かそれとも顧客の反応を待つか、

>どちらのスタイルが良しとさてれいるのでしょうか。 

>メリット・デメリットを含め教えて頂けると幸いです。

   ↓

 ご質問ありがとうございます!

 一緒に考えていきたく思います。

 

 まずは僕の考えから・・・

 僕は商いは先手必勝だと思います。

 若い時も先手必勝でした。 若さでガンガン行っては完敗でした。

 たくさんの失敗をしては後悔してました。

 やっている時は当たる!っと思ってやっているのですが、世の中は

 そうはうまくいかないのですよね。

 でも完敗はいずれ経験という成功に導いてくれます。これ大事!

 「アホやな、あんなに仕入れてしまいよって!」

 「こんな商品、売れへんで!」

 「まだ、こんな人気のない商品はうちには早いわ」

  っと言われているのがいずれ・・・

 「又、そんなに仕入れたんかいな・・・。ちょっと買うたろ」

    ↓

   情が得意先に伝わっての商いの感謝の気持ち

 「おい、あそこで売っている奴もお前とこはあるやろ?

  そっちを持ってきてくれ」

    ↓ 

   現場でリアルな声が一番に入るようになる。即先手が必勝に♪

 「何か変わった商品を探しているにゃけどな・・・。」

    ↓

  先様伝いに噂が噂を呼びこいつの商品はいけるっと信用が出だす!

   に変わってきます。 不思議やね。

  そのうち、

 「まかせたろ!」って言われたら最高ですよ。

  メリットはたくさんありますがデメリットも裏返しにありますね。

 でも先手を打ってあかん場合は逆転の発想をすればいいのですよ。

 当サイトはよその社長様のような大きな金額を動かさないので

 このように発言できるのですから勘違いしないでくださいね。

 例えばウルトラマンマックスが最終回になって新ウルトラマンが

 始まりました。(見切らないで最後まで呼んでね^^;)

 でも世の中量販店などではウルトラマンマックスの商材は在庫過多にならないように半額処分されます。

 でも当サイトのウルトラマンマックスタオルは今も同じ価格で提供してます。

 10年すればプレミアムかもしれません。

 こんなけ在庫を持つのは販売元のバンダイさんでも無いかと思います。

 でもこのウルトラマンマックスがヒットするかどうかは制作がはじまった時に先手必勝で在庫を持つかどうか判断がいりますよね。

 もしたまごっちのようにDSのように品切れご免が続いたらどうでしょうか? 購入しておけばよかったでは寝ても寝れませんよ。

 逆に・・・

 顧客の反応はみんな見てます。 待って反応が出てからでは遅い商売もあるのです。

 キャラクタータオルなどは無数にあるのですからこれの先手は本当に難しいですね。 でもあの時10年前の子供が大人になっても、うちのサイトでその時と同じ価格で購入できたらうれしくて一枚買う大人が出てくるかもしれませんもんね。

 決してお気に入りのキャラクターの価値を下げ過ぎない。 これが愛情です。

 これは干支湯飲みを販売していて気づいたヒントです。

 子年の子頭の時から始めた湯飲みですが、今年で11年目です。

 全シリーズお持ちの方は数%でしょう。 これもしっかり温めて各年の

 湯飲みを当店は残してきてます。

 愛好家はコレを楽しみで正月を待つらしいです。

 欠けた湯飲みをもう1個、とんだ年の湯飲みをもう1個

 まとめて買いたいほらどうぞ!!

 こちらは少し価値を上げて販売する予定です。

 その年、その年の土や気温によって焼き物は変わりますからね。

 まあ、タオルも湯飲みも腐らないから在庫として残りますが

 食べ物の場合は難しいですね。

 在庫は少なく宣伝で先手必勝に努めてますね。

 認知度一番にしたら後は信頼ができるのを待って先様に喜んでいただける

 販売をしますね。

 

 昨年から良く売れたイチゴの微笑みアイスはそんな感じですかね。

 遠藤さんはどちら派でおられるでしょうか?

 顧客の反応を待って一番ニーズに合ったピンポイントの商材を

 販売した時にお客様の満足と自分の満足もふたつ満たされると

 思いますか? 

 商いによりけりですね。

 偏った経営判断をする前に苦労もして失敗をして身体にしみこむのが

 一番、いいかと思います。

 この社長ブログも先手必勝で申し込みました。

 「えいやっ~っ!」です。

 前例のないものに飛び込むのは判断も難しいです。

 でも成功したときの喜びは先手必勝の何よりの喜びが携わる皆さんと

 共感できると思います。

 反応を待ってから参加では温度差が違います。

 盛り上がるかどうかは僕たちと真剣な近藤さんなどの熱い質問だとも

 思っております。

 いっぱい勉強させていただいているので大して僕のブログは参考に

 なりませんが、諸先輩のブログからは宝が潜んでまっせ。

  

 

 

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