タオル産地の状況

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

 

まもなく新型コロナウイルスの感染拡大につながる発生から1年となります。

まだ2月初旬はタオルメーカーさんも含めて東京のギフトショーなどが開催されており

現地へご挨拶に行けない産地の新年のお礼参りへ足を運んでいました。

 

この一年でのタオルメーカーの様子はリアルに現場で知るのではなく情報という手段でしか

分かりませんでした。

従来はどの企業も産地まで訪問していると伺わないので通常になったのかもしれませんが

現地でこそ肌で知る情報を得ながらコミュニケーションをとっていた私にとっては

入ってくる内容が本当に正しいのかは理解しきれない部分もあります。

 

今治タオルブランドネームが付いた今治タオルで地域活性化とタオル業界にムーブメントを与え続ける

今治産地の現在の状況を業界紙から拾うと綿糸受渡数量で年間27.3%減となっています。

私たちタオル屋は糸量で全体の状況を示唆するところがありますが

産地メーカーごとに見ると様々なコロナ禍の中で取り組みをされていて前向きに活動されている姿勢もすごく感じます。

 

オンラインでタオル工場の見学会をしてタオルを身近に知ってもらうような取り組みや

クラウドファンディングを通じてメーカーの商品を知ってもらうようにしたり

タオルと別商品をコラボさせたり新型織機を導入して短納期を実現する取り組みや

染工場では未来に向けた情報発信を行い各社SDG’sの取り組みなど長い視野を見据えていることを感じます。

 

その場でとどまっていたのでは先が無いことはどの業界も同じでありタオル業界も知恵を絞りながら

今だからこそできることに真摯に取り組んでいるといえます。

 

消費行動が変化し社会に不安が広がっている中だからこそタオルという優しいアイテムが見直されていると私は思っています。

 

モノづくりの素晴らしい産地の息吹を商品に取り入れてエンドユーザーさんが手にした際に喜びを感じてもらえるように

日々努めて参りたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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