偲び雨

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

 

生前に社会貢献のあり方を教わった民生委員の元会長さんが亡くなられました。

3月、7月、8月と、誤嚥性肺炎で入退院を繰り返し満89歳、70歳まで1日60本タバコを吸っていた肺では、とても回復できる力はなく、10/4 4:17 永眠いたしました。

 

本日娘さんからメールがそう届きました。

 

10月7日つけの新聞で訃報欄に名前を妻が発見し、まさかと思いながら何度かご自宅へ寄せていただきますと喪中の札が出てました。

 

留守であったこともありますが、コロナ禍の中で仏前に手を合わせることは叶わぬと思いながらもお世話になったお礼を伝えに

何度も上がらせていただいた玄関先で手を合わせていました。

 

訪問の際に挟んだ縁先の私の名詞のメッセージを見て娘さんがどのような最期であったのかを本日、詳細にメールでくださいました。

 

「特に京都工芸さんは、あの勝手で毒舌の父に上手に話を合わせて頂いて、父のお気に入りでした。(好き嫌いの激しい人でしたから)
本当に良くしていただき、感謝するばかりです。」

 

涙が溢れ出ました・・・。

 

会長には昭和の軍隊の時の様子やNTTの民営化になる前の勤め先の仕事の様子や民生委員と社会福祉協議会を通じての社会活動のあり方など私が社会に向けてどのように貢献していくべきかの気持ちを育てていただいた方で毒舌であったが言われることはもっともなことが多く若造だった私に親切にしてくださった思い出が色々と思い返されます・・・。

 

奥様とも仲がよく、先に逝かれた後は寂しい寂しいと言われてましたが今頃は再会されていることでしょう。

 

毎年毎年自宅へあがらせていただきお茶をすすりながら語る会長の姿がもう見れないと思うと本当に寂しいです。

 

今日は今年一番の寒い偲び雨・・・。

 

本当にお世話になりました。 安らかにおやすみください。

 

 

合掌

 

 

 

 

 

 

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