息子のスマホ記念日

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

次男が中学の卒業式の前に思い出を交換したいということでLINE交換をするためにスマホを買うことにしました。

 

長男はゴールデンウィークに3年前に購入しているので兄弟間では
少しフライングですが妻の許可も出たので時代の進化に伴い速度も前倒しと行ったところでしょうか。

数年後にスマホってLINEって⁈てなっていることを想像するとどのような時代なのかは想像がつきませんよね。

 

我が家は妻と私がスマホに依存しない夫婦であることは周知の通りで
家族間の携帯電話の貸し借りも通常です。

個人電話という価値観も勿論無いのと一台の保有金額を考えた分を貯金して
家族旅行に正月にハワイに行こうという感覚でした。
夢も達成して持っていることの価値より行動の価値を優先した家族でありました。

その分、子供もそこはかとなく不便は感じていたことは親心として寄り添ってはいましたが
子供から欲しいと言う声を聞き、はじめてその物の価値を伝えることで大切なものという意識を知ってもらえるのに携帯電話は凄く適したツールになっていると思います。

 

購入に向かった電話売り場。
スマホの説明から自分に受け取るまで約2時間の契約を要します。

未成年となればその説明は懇切丁寧で個人情報の漏洩も含めて長くかかります。

普段なら肝をにやすであろう次男も文句言わずに自分のものになる感動とワクワクの高揚で楽しそうに話しを聞いていました。

 


自分のサインを書き込み

店員さんの今から使用可能です!の声を聞いて手にした際の次男の顔こそが親の幸せなのかもしれません。

 

長く待たせてごめんね。

おめでとう!

と次男に声を掛けて喫茶店で一緒に設定しました。

一つ一つが新鮮なこと。

 

そしてひとつ大人になる扉をスマホの画面の向こうで体験を始めるのです。

 

抑制ばかりでなく自らが開く扉が素晴らしいものであることを親として願います。

 

お前が友達が持ってるから欲しいと一度も言わなかったことを誇りに思います。

お前が友達からのLINEのメッセージがされずに一人で雨に打たれて練習が中止になったのを知らず歩いて帰って来ていたことに友達のせいにしなかったことを誇りに思います。

お前が毎日公衆電話からお母さんに帰る時間を伝えて受話器を握っていたことをけなげに思います。

お前が自宅の電話から女の子に電話する際に別部屋に移っていたことを微笑ましく思います。

お前がスマホで新しい出会いがあることを親として祝福します。

 

スマホ記念日は東日本大震災の日にしましたね。

 

生きていく中で沢山の学びを持ち沢山の出会いを…。



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