伝家の宝刀・一本背負い

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

 

春はスポーツだ。

開幕が続き桜が背中を押す。 私にとって小さい頃から心が踊るシーズンである。

 

1年延期となった東京オリンピックの聖火は、3月25日、福島県でグランドスタートを迎えた。

コロナ禍の中で暗いニュースが多い中で国民がひとつになるには笑いの力とスポーツと

常々思っている。 

私はスポーツの力を信じてやまない。どうかその力をみんなで応援したいものだ。

 

 

そんな最中に大きなニュースが速報で流れた。

 

“平成の三四郎”古賀稔彦さん死去。

 

92年のバルセロナ五輪の金メダルの雄叫びのシーンは今も脳裏に焼き付いています。

 

練習中に起きた不慮の怪我・・・。

 

スポーツは絶えず怪我との隣り合わせである。

大事な試合で自分の実力を発揮できずに悔いが残るのもスポーツである。

そして敵や味方や仲間や競技自身と向き合うのもスポーツである。

 

あの状況での金メダル。 震えた。

 

古賀さんの柔道への向き合い方が当時すごくかっこよく見えたものだ。

怪我をさせた仲間を思い敵とのフェアプレー、柔道への愛と自国心を背負い込む強い心。

 

綺麗な柔道の奥に見える人のあり方を古賀さんに教わった。

 

彼が背負った数は宝刀一本背負いとはいえ1万背負い以上を背負った中でスポーツを振興させてこられたことだと思う。

 

背負う人生が楽しいという人が少なくなってしまい楽な道を選ぶ人が増えたと聞く中で

古賀さんの人生を私は尊敬してやまない。

 

どうぞ安らかにお眠りください。

 

そして東京五輪の成功を見守りいただき天国より観戦いただきたいと思います。

 

 

合掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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