繁盛したければ、「やらないこと」を決めなさい

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。


繁盛したければ、「やらないこと」を決めなさい
読んだ。 阪本啓一氏の新刊である。
 

一言で言えばブランドという軸でブレないコンサルを展開する阪本氏のモノの捉え方、言葉の観察力を
分かりやすく他の著書にはない阪本ワールドを広げて完成された一冊であると思える。
 

例えばブランドエッセンスというワードを用い「それって何なの?」と思わせ、身近な例題を元に読み手の頭の回路に埋め込んでいく伝え方はとても分かりやすい。

マヨネーズの、キューピー社のパッケージデザインがパッと思い浮かぶ読者も多いと思うが「それがブランドだ!」とデザインを褒めるのでなく
頭に浮かび上がるようにするには何が必要で何がやらないことなのかを具体的に説明されている。
体験を元にコンサルの方々が書く事例著書が多いが、単に企業の価値観や凄さを伝えるだけでなく自社にも活用できるであろう身近な題材をテーマにしていることで実践が可能だと読者の行動を誘発させているところは読み進めて頂くと感じることであろう。

時にユーモアにまたウイットに飛びながらも突き刺さる残念感のある街中の会社を反面教師にしながらもこれから何を残し何をやらなくすることが今経営する中小の企業には必要なのかを改めて考えさせてくれる一冊である。

また阪本さんのファンである私にとってはすべての今までの著書も拝読しているが共通しているのは行間が読みやすいということ。
言い換えれば読んでいるその行で一旦自分に置き換えて考えることができる緩いスピード感を持たせる書き方をされてる。
気になった言葉や単語、文章のフレーズで後でもう一度探るのではなくその場で立ち止まり自分に落とし込めていく書かれ方の本はそうはない。
それは普段から阪本さんと話したことがある方や講演を聞かれたことがある方は感じていることであろう。
独特の世界観で言葉を発しメッセージをなされる。
今降りてきたことを伝えているとよく阪本さんは言われる。
今感じたことを読者に伝えたいと書かれた本であるからその場でその行間で感じるものが深いのであろう。

そばでよく聞く阪本ワールドの名言もたくさん出てくるが聞きそびれている名言や新たな独自発想もあって面白い内容がぎっしりであった。

ぜひ一読ください。

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