村が消えた日・・・

見せる防犯

滋賀県長浜で児童殺害事件は記憶に新しい。

ぶっそうな世の中になったけど、ほんの5~6年前まではそうでも

 なかったような気がしませんか・・・。

 昨年1月1日に市町村合併で滋賀県唯一あった村【朽木(くつき)村】が

 高島市になってしまいました。

 県下唯一の「村」で、若狭から京都への鯖街道で知られており自然の

 豊かな空気のうまいところです。。

 昔ある日、配達を車でしていたら前からバスの運転手さんが

 両手を振って降りて僕に止まるように合図を送ってきはります。

  (?????ん?)

 運転手さん:

  「小学校の1年生が前のバス停で降りんならんかったやけんど

   忘れてしもうててのう・・・おまえさん、手前の停留所まで

  乗して行ってくれんやろかあ!?」

 僕:

  「ええ、いいでっせ。横に乗りい!」

 バスの乗車客員のおばあちゃん:

  「○○ちゃん、さいなら。明日は降りんにゃでえ~~」

 

 田舎のバスは1時間に1本あるかないかのところやもん。

 日々、こんなことがあんにゃろなあ。って当時は思いながら

  

  「乗りこしてもたんかあ?大丈夫。安心しい。ちゃんと届けたるで」

  って言うても何も言わず下向いていた少女を今も覚えてます。

 このお話が温かい人間のふれあいで田舎らしくていいなあ!って方と

 あまりにも無防備で安心して子供を預けられんわ。ってな方と

 二つに分かれることでしょう。

  しかし、僕から言えるコトは人間は人の愛やふれあいが無いと

 生きていけないもんやと思うてます。

 当サイトでお買い物された方も信用して安心して僕に商品を

 依頼してくださった。そしてふれあえて感謝の気持ちが沸いた。

 その愛情や信用が受け入れられない人たちが精神的犯罪に染まることの

 多くなる中、人はネット社会が深まっても、絶えず、生の人間と

 接することが大事だと思ってます。

 日本よ、どこへ進もうとしてんねん。

 問いかけます。自分にも・・・。

 今、自分に出来ること・・・。

 見せる防犯も必要かと腕章巻いて配達です!

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