愛犬と「幸せ家族」になる方法

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。


愛犬と「幸せ家族」になる方法 (PHP文庫)

「口へんに犬」と書いて吠えると下世話に言うが
親友でもある一夫ちゃんが愛犬を題材に本を出版されたと聞いたからには
犬でなくてもウワーオゥ!と吠えたくなるもんだ!

こりゃーめでたいと出版発売と同時に完読させていただいた。
まずはおめでとうございます。 

数々の生き様を知った私からすると天変地異の人生を送られた著者作家の安藤一夫ちゃん。
親しみやすいおおらかなユーモアトーク満載の人柄だがご苦労も多い。
今はそれも笑いに変え、人生を豊かに生きる姿を身をもって皆さんに伝授してくださる。

その包容力たる男のかっこよさや頼りがいある風貌はどこから来るのだろうか・・・?
すべては家族として迎え入れる愛犬の存在にあったのだとこの本を読みそう感じてしまう・・・。

といっても単なる愛犬と幸せに暮らす方法をくそまじめに語れる性格の一夫ちゃんではない(笑)

「犬が吠えるのはリーダーたる飼い主の責任だ」と一丁前のくだりは
プロのドッグサロン経営の逸材だと見逃しても、
昔取った杵柄の男女関係の色恋沙汰話が時折混じるあたりは一夫節がたっぷりでクスリと笑ってしまう。
どちらを伝えたいのか読み手がこんがらがるほどで奥さん(著書の中では奥と書かれている)に本を
通じて一夫道を正当化したかったのかと誤解すらしてしまう(笑)
いやいや一夫ちゃんに言わせれば世の男性の代弁者になったのだと言うであろう。

兎にも角にも愛犬を持つご家庭が多くなり、また愛犬の長寿化の時代になりつつある今、如何に人間の理解を
してくれる犬と幸せに暮らせるかを解説した分かりやすい一冊に仕上がっていているのは確かであり読みやすい。

押し付けがましいハウツー本でなく自らの意見がふんだんに詰まり(偏りもあってこれがまたいい!)経験してきたプロだからこそ語れる目線が説得力となっている。

間違った愛犬との過ごし方をしていたと気づかれることも多いはずであろう。

実のところ我が家では生まれてからこのかた愛犬と過ごした経験はない。
小さい時に貧しいかったこともあるが共働きの自営業という環境ではペットを飼ってやれる責任を持てなかったのが最大の理由であろう。

友達の家に行くと人懐っこく寄ってくるマルチーズや親戚のおじいちゃんが買っていた柴犬と散歩に行く楽しみや女房の家に飼われていた紀州犬の仔犬などと戯れたりする愛くるしさはいつかは我が家にも愛犬がいたらとついつい思ってしまう。

そんな愛犬と住む初心者の方にもわかりやすく失敗しない愛犬との選び方や接し方までも詳しく書かれているから心強い一冊でもあった。(そのうちにゲンチャンにはこの子がええよと子犬を選んでくれるかも)

知らないで犬を飼うことでお互いがストレスを溜めることは意味がないと一夫ちゃんは言う。

人間と犬が共有して生きながら屈託のない愛犬の愛を感じて欲しいと綴られている。
そして最期を看取る意味とは…⁉︎

クライマックスを迎えるまでのアップダウンのジェットコースターストーリーは読み応え充分である。

この一冊を読んで犬と向き合うとまた違う意味で愛おしくなるはずである。

素敵な本をありがとう。

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