天下一の軽口男 木下 昌輝氏著

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。


天下一の軽口男 木下 昌輝氏著​

世の中を感動させて元気にさせてくれるものに常々「笑いとスポーツや」と
言い続けて久しい。

新幹線を待つホームで一冊の本を手にした。
最後のサイン入りの本であったからかもしれない。
普段はお会いしていない著書のサインに興味を持つことはないのだが
笑いという言葉に敏感に反応してしまったのだろう。

日曜日の朝から一気に読み上げた天下一の軽口男
自分の若かりし頃に主人公の彦八になぞらえて読み進んだ。
関西弁の調子も自らに置き換えやすかったのもあるであろう。

思えば学校でも町内会でも人を笑わせることが好きな子供であった。
女装もしたしモノマネもした。
舞台は田舎の親戚での前での歌マネやった。

当時を回想すると幼い子供がすることやからそないに似ているものでもないし
照れも恥じらいも交えながらやしおもしろいものでもなかったのかもしれない。

それでも親戚のおっちゃんやおばちゃんは温かい笑いを与えてくれた。
それが子供心にうれしくてなんどもなんども演じたり歌ったりして
人前にでることに気後れしない自分に育て上げてくれたんだと感謝の気持ちが
湧いてくる。

エスカレートして地蔵盆の夏の祭りでは櫓を組んでくださった上で
町内会の祭りで絶えず歌を歌ってモノマネをしていた。
十八番は千昌夫さんの味噌汁の詩。
今でも歌詞を見ずに歌える唯一の曲であるから相当歌い込んだモノマネとなってしまい
ゲンといえば千昌夫ならぬ元昌夫やと言われるほどに記憶に刻んだものである。

人を腹から笑わせることは本人が一番気持ちいい。
本人が気持ちよくないとそれは相手も気持ちよく笑わない。

そんなことを悟った生き方をしていたのにしばらくこの本を読むまで
遠い記憶として忘れてしまっていたことに気づいた。

主人公の生き方はお笑いの世界の厳しさや妬みや嫉みが常日頃ある中でも
誰のためにやり遂げたのか何が自らの才にあっているのか何をもって世に問いたいのかを
凝縮した一冊になっている。

笑いの芸の世界は深い。

しかし芸は普段の生活からしか沸き立たない。

笑いを共感させてこそ波動となって自らに返ってくる。

結婚したら毎日3回笑わせる!と女房を口説いたことを思い出した。
今は毎日3回怒られている・・・。

えげつないぼんくらになってもうた。

毎日鬼の形相でしかめっつらして生きるより口角を上げて笑っていきる人生がええ。

そんなことを感じさせる一冊である。

ぜひ。

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