又三郎三十三回忌

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

我が子は初めての法事である。
私の父方に赤塚又三郎というそれはそれは大きな懐の
私にとってはひ爺さんにあたる聡明な方がおられた。
三十三回忌とあってその娘の十三回忌予修と合わせて行われました。

小さいころは滋賀県安曇川の在所の下古賀に家族で訪れては親族一同が
介し、楽しく迎えてくださったことを思い出す。

大きな庭、はなれ、20人以上を悠に入るであろう豪邸であった。
おじいさんはみんなを受け容れ子供を11人も育て誰からも愛される方だった。
実の父母のおじいさん、おばあさんは早くに亡くなり私にとっても又三郎のおじいさんが
かわいがっていてくれていた。

おじいさんが亡くなってからは
家は数年前から廃墟と化した。
たくさんの借金をかかえ誰もがその意思を守りぬく力が無かった。
それでも親族誰もがお世話になった気持ちは時を経過してもそれぞれの胸にある。

小雨の降る中、近くのお寺に参拝に行き読経をあげていただいた。
人は知識がついたが知恵が遠のき、生き方がお粗末であるという住職からのありがたいお言葉が身に染みた。

位牌をまつる長男の実家へ場所を移し読経が続く。子供たちはそれぞれ成人したものもいれば、産まれたての5か月の子供も参列した。
それぞれに、私が昔に経験した法事を初めて体験するものは今後の親族の結びつき、そして
生きとし生けるものへの感謝の気持ちを俗世の世をまっとうして人間らしく生きる意味を
教えてくださる。

場所を移し食事会で全員がおじいちゃんの思い出話をひとりずつ語ることになった。
それぞれの胸の中にしまってあった遠い記憶が紐解かれていって、
涙ながらに懐かしむ親族に絆を感じ、また、このように故人を偲びもう一度同じ場所へ
集まらせてくださったことに感謝した。

親戚の絆も疎遠になることも多いというが又三郎さんの優しい笑顔がみんなの中にあるかぎり、もう一度会えると誰もが感じた法事であった。

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