こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
女房の大ばあちゃんが5月29日で95歳を迎えます。
久しぶりに家族で施設を訪問してきました。
なかなか行かなければと思いながらいけないことを理解している私たちだが
大ばあちゃんにしてみれば首を長く待っている生活は
どれだけさびしいことであろうか計り知れない・・・。
それでも寄せていただくと手をあわせ、よく来てくれたと
ここでの生活はよくしていただいていると感謝する。
次男は大ばあちゃんの車椅子をおすのが大好きである。
長男は中学一年生になり一段と大きくなったことを喜ばれた。
たった一つの箪笥に引き出しが5段あるだけ・・・。
そこに身辺の品が揃うだけで思い出の品も大切なものも自宅に置き去りのまま
3年の月日が流れる・・・。
少しの菓子と飴玉を引き出しから探しては子供たちにあげたいと精いっぱいの思いやりをいつもしようと
してくださる。
中学一年のお祝いに何もしてあげられなくてかんにんと言いながら
女房が遮るなか、記憶の薄れた大ばあちゃんは財布を一生懸命に探し出された。
小銭で300円ずつを子供たちに手渡す。
大粒の女房の涙を見て子供たちがもらい泣く・・・。
その300円の価値は何よりも重い。
このお金は一生使えない・・・。
大切に子供たちはしまっておくと誓っていた。
お金の価値を子供たちが本当に分かるときにこの大ばあちゃんのいただいたお金の
ありがたみを思い出す時がきっとくるはずである。
いつまでも元気でいてほしいと思うと同時に顔を少しでも見せてあげにいきたい。
ヨタヨタやけどお気に入り!
そこまで使ってほしいタオルがあります
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