今治タオルと今治製タオルの認識度

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

お客様よりこのような問い合わせが参りました。

御社は『今治製タオル』『今治タオル』表記を分けておられます。
私は勝手に御社の今治製タオルはすべて『今治タオル』だと思っていました。
『今治製タオル』を『今治タオル』と謳うのは法的に、倫理的に、常識的に問題はありませんか?

この問い合わせをいただいて
今治タオルの認知度も全国で70%を超えるほどになりましたが
未だに今治製タオルと今治タオルの違いはユーザー様には難しいように思いました。

今治というタオル産地名をブランド名にしたことにより
当初より誤解が生じておりました。


商品ネームタグにこのような
今治タオルと分かるアイコンが付いていれば今治タオルの認定試験を合格した
タオルと分かるのですが
商品によってはネームタグを付けないタオルもあります。
(ぶら下げネームやシールである場合もある)

今治タオルとは四国タオル工業組合管理の下、今治産地で作成され
なおかつ今治タオル認定試験に合格したタオルにのみ与えられるブランドタオルです。

一方今治製タオルは今治産地で作成されているが
認定試験を受けないで販売されているタオルを言います。

商品作りにおいて厳重な検査をクリアしようとすると費用がかさみます。
良品かつシーンに応じたタオルを作成するにあたりすべてを今治タオル認定商品で
作成することを求められているわけでもありません。

産地のタオルはそれぞれの適用シーンを思いながら各メーカーが
一生懸命に作成しております。

しかし販売側の人間がそれを伝えることを間違ってしまうと
お互いに悲しい結果となってしまいます・・・。

まだまだ、声を大にして誤解を発生しないためにも
情報発信をしていかねばいけないと思いました。

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