タオルの顔料プリントと染料プリントの違い

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

よくオリジナルタオル作成の中で顔料プリント方法と染料プリント方法は
どこが違うのですか?という質問を受けさせていただきます。

簡単に伝える場合は

●細い線がくっきりと出したいなら顔料プリントが得意で染料は不得手
●柔らかいタオルに仕上げたいなら染料プリントで顔料プリントは堅い手触り

とお応えします。

また
●インクをセメダインのような糊で生地面に載せているだけの加工が顔料で
染料は蒸し加工があるので価格も高いという言い方もします。

しかし本質的にインクのあり方が違うということがモノヅクリにおいてはポイントです。


そもそも顔料インクは液体で管理されています。(染料は染粉で管理されいます)


調合させる専用の機械に指定のインクを釜にいれてセットしていきます。


今まではサンプル用にだけ色調合機を使用していましたがこの機械は最新で本番用でも
採用する調合機としてブレがない高度なところまで来ております。


釜にある元インクを注射器の容量で指定の色にするためにチューブを通って抜き出していきます。

調合されたインクが完成します。


染料の場合は粉なのでまだまだ手作業と経験が大事になっていきます。


染粉にお湯を入れて


糊を溶いて


尿素をいれて色抜けを無くすようにして調合していきます。


インクの量に応じて攪拌機を変えて混ぜていきます。


染料インクの完成です。


プリントタオルのデザインごとにインクがプリント台横にセッティングされていくのです。

このように100枚でも1000枚でも10000枚でも同じ作業を同じ緊張感を持って行われています。
量によって多少の色ブレが生じるのも決まったロットでないため起きます。
また近年はロットが少ない傾向になってきているので作業員の労力は増える一方です。

仕組み化していく取り組みを一生懸命されているのを工場へ足を踏み入れさせていただくと
感じます。

タオル一枚完成するのに多数の皆さんの努力がある。

いつも感謝してタオルをお届けしていこうと思います。

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