イングリッシュマン ウエルカムトーキョウト!

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

幼馴染みで同級生の女の子の旦那さんは純粋なイギリス人のハンサムボーイ!
日本語はありがとうくらいの理解度(もう少し理解しているかも)

そんな旦那さんが家族で日本へやってきて日本文化を学びビジネスを
イギリスでするという。
よくわからないまま行動の中に感動がある。行動の中に喜びがあるという
経営理念のもと京都をエスコートすることにした。

引き受けるにあたりよくよく考えると私は英語が話せるわけではない。
スマホのアプリを頼りに会話ができると楽勝に思っていたら
10会話したくらいで課金制だとアプリが求めてきた・・・。
機械はこれだからあてにできない・・・。

それならばと同じ人間だからとハートで挑むことにした。

骨董品を探しているということで台風の接近を尻目に
京都北野天満宮の骨董市に行く。

最初にクリスが興味を持ったのは陶器を入れて売っておられた木箱であった。
「何年前の品ですか?」
「50年前です」
「何を入れてましたか?」
「陶器を入れてました」
「いくらで売ってくれますか?」
「1000円です」

え?入れ物を売ってくれるのか?っと私は衝撃だったが
さすがに露天商の方は外人慣れされている。
そんな需要もあるのであろう。


次にクリスの目に留まったのは牛乳瓶。
それもレトロな柄である。
あ、そうか。こんな以前は目にしたが今はないデザインを求めているのかと
少し理解して一緒に見ていると価格にびっくりである。

ひと瓶がなんと800円!

中身も入っていないのに。

それを喜んで買う外国人の感性にまだ慣れない自分がいる。


日本のデザインが海外の人にはどう映るのか・・・?
いや彼のセンスが研ぎ澄まされていてすごい感度でとらえているのかもしれない。

境内で拝観をしていても目にしていたのはその横に杯納されていた樽酒のデザインであった。


ならばと伏見の酒蔵である北川酒造本家にご無理を言って寄せていただき
ミニチュアの酒樽ケースをいただいた。


和紙専門店に行くと心がわしづかみにされた様子でとても楽しいそうだった。


1個800円で売られていたマッチも2つで500円にしてくれと店主に交渉したら
いいよと言ってくれたのだが彼が迷ってしまい4つほしいというので
4つで800円にしてもらった。
外国人オンリーで行くと3200円払っていたにちがいない。

色々な商売があるんだと感心した反面、日本人以上に海外の方の方が
日本のデザインに興味をもっていて評価も高いと感じた次第である。

楽しい時間を一緒に過ごしているうちに耳が慣れてきたのか
分からなかった英語も意味が解ってくるから不思議だ。

次回はイギリスに行くと約束してお別れした。

貴重な時間をありがとう。クリス!

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