「従業員のモチベーション維持」

<質問>

私は、某焼肉店でアルバイトをしており、そこで店長代理のポジションを与えられ働いています。

人不足のため、新人や後輩に対して楽しい環境を作っていくのに重点を置き、新人教育を怠ってしまいました。そのためなのかはわからないのですが、後輩の働くということに対しての意識が低いように思えます。スタッフの多くが10代であるのも仕方ないとは思いますが、より良い店舗を目指すためには、まずは意識を変えていかなければならないと思います。

そこで、お聞きしたいのですが、どうすれば従業員のモチベーション、また働くことへの意識を上げていくことができるでしょうか?

(明治大学商学部3年 田邉 康真さん)

田邉 康真さん、

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】京都工芸の寺田です。

難しい質問です・・・。しばらく考えましたよ。

重要な店長代理のポジション、がんばってはりますね。

その分、新人や後輩の仕事ぶりにイライラされていることもすごく分かります。

田邉さんは人の動く以上のことを実践する=お店にとっては素晴らしい人材なんでしょうね。

その悩みを解決へ近づけるにはどうしたらいいか? 一緒に考えていきたいと

思います。

諸先輩のオーナーブログにも出てきてましたが人は認められることが一番、うれしいことだと私も思います。

実際、田邉さんも店長代理として認められておられるわけでうれしいことだと思います。

じゃあ、新人や後輩にモチベーションや意識改革をするにはどうすればいいか?

お客さんに喜んでいただける接客をひとつすることが一番だと思います。

ひとつでいいと思います。

「あなたのおかげで気持ちよく焼肉をいただけたわ。ごちそうさま♪」

「おいしかったよ。又、来るね。」

「サービスしてくれてありがとう!」

これがアルバイトにとっても何より次の自分の仕事としてやりがいと意欲を強める最高のまじないです。

焼肉屋さんは忙しくて品数もたくさん運んで大変なお仕事だと思います。

でも私が行くお店では必ず、食べ終わったらお皿を揃えて箸とオシボリは

人数分運びやすいようにテーブルの端へ片づけやすいようにして

ごちそうさま♪っと言って帰ります。

あるアルバイトさんが

「うぁ~っ。助かりますぅっ。おおきに。又、来て下さい! 待ってます!」

っと言ってもらったことがあります。

どちらもうれしい気分で食事をして接客が出来ての瞬間です。

お客様に学ぶ姿勢を持ってどのようにひとつだけでも早く新人や後輩が働く感動を持てるかが大事かと思います。

又、その感動を分かち合う環境を持てるようにするのがいいのではないかとも思います。

難しいことだと思います。 

より良い店舗を目指そうと思っている田邉さんがいる焼肉屋さんはうらやましいです。 

ぜひ、楽しい環境の中にも接客する、仕込みをする、仕事をする喜びを分かち合っていってほしいと思います。

そうでないとやる気のある田邉さんが一番働いていてストレスがたまられるように感じます。 

「ありがとう」がいっぱい飛び交うお店に行きたいです。

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