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タオル製造工程紹介「刺繍工程」

刺繍のこだわり

刺繍タオル ロットがまとまれば海外へお願いしはるのは安いし当然ですわ。それでもうちに言うてくれはるのはうれしいことです。
だからできるだけいいものを作りたい。
クオリティの高い刺繍でお客さんの原案に近いものを作りたい。
ひとつからの海外でできひんオリジナルを作りたい。
【タオルはまかせたろ】のタオルの刺繍はいいもんやと言っていただきたい。それですわ。

刺繍糸

刺繍糸はめちゃくちゃ種類があります。色も微妙にメーカーによって異なります。120番手の糸を使うのが普通ですが、うちは75番手の少し細い糸を使います。
そうすることによって細かい部分も精巧につくりあげることができるからです。

価格

ひとつの名前をお入れ差し上げるのに、たくさんの工程があります。すぐにミシンで刺繍に入るわけではありません。
原画を頂いてからの構成をパソコンにインプットしてレイアウト作成、校正、糸選び、ミシンに記憶させて試作。
そしてはじめて納得して本番です。【タオルはまかせたろ】元ちゃんのいい物を作ってあげたいとゆう想いに、うちも協力したくなり価格を努力によりおさえました。
ぜひ手に取って見てください。

一言

タオルは刺繍すると目があって刺繍がのりづらいものがありますが、【タオルはまかせたろ】のタオルは刺繍が引き立つ素材選びをされていて、きっと喜んでもらえると思います。

刺繍タオルの作り方

必見! お気に入りの刺繍タオルはこのようにして出来上がる!

■パソコンでデータを作成・修正

まず、ご注文内容よりご指定の文字、字体・色を確認します。細かくチェックを入れ微調整にも時間がかかります。
刺繍屋専用ソフトへデータを移動させ、針・糸色・校正を最終的に終えます。細かい作業はこちらで完了させます。
この時、ミシンに何針縫うかは職人の勘での作業です。
そして、出来上がったデータをミシンに読み込ませます。ここまでで二時間ほどかかることもあります。完成納期は2週間ほどみてください。
■専用ミシンについて

ミシンはいろいろありますが大がかりです。一気に10台が動きます。家庭用ミシンでなく専用ミシンはでかいです。
10個のミシンが一度に全部動きます。1枚であろうと5枚であろうと10個のミシンが動くのです。
タオルはダース売りですが、ミシン刺繍の場合は10枚単位で申し込みいただくのはここに秘密がありました!ですから1枚でも10枚でも作業費や労力はほぼ同じなんです。
■試し縫い

刺繍の枠を大きさに合わせてセットします。59cm×39cmが一番大きな枠です。
各タオルに応じて名入れする場所は当サイトにて指定してます。
試し縫いをします。タオルのどの辺に刺繍するか決めます。刺繍の種類によってやり方が変わってきます。 この時、糸が詰まったり切れたりしないように絶えず見ています。決して機械まかせではいけません。人の目が必要なのです。
今回は犬の形に刺繍しますが、5000針縫ってます!立体感もでるように工夫していますので、手に取っていただいた時、職人のこだわりがわかってもらえると思います。
■型を切り抜く

試し縫いが終われば型を切り抜きます。切り抜いた下地の周りに両面テープを貼り、その上にタオルをのせてぶれないように固定させます。
■いよいよ、刺繍開始

タオルは目があるので、けばだっていると上手に刺繍されずに浮いてしまいます。白タオルだと刺繍が飛んだようになってしまいます。

失敗作です。Dの字や足跡マークにもタオルの下地がでて少し体裁が悪いです。どうしてもタオルの生地が上にいきます。
やりなおし。やりなおし。徹底していい物を!

成功です!6500針に増やします。
Dの文字もすっきり出てます!
しかしどうしてもタオルの特徴である目が揃っているものは少なく、タオルの下地が出てしまいます。これは仕方ないです。
ある程度はご理解いただきたく思います。
世界にひとつのオリジナルタオルを作り上げていきます。
■完成!

刺繍が終わると、裏地の下生地をむしって体裁を整えます。こういったことも手間がかかる作業です。
こうして出来上がりです。
いかがでしょうか?私達は喜んでもらえるお客様の顔を浮かべてお作りしています。
これだけ職人の作業があり、機械まかせではいきません。とことん、こだわって作っています。
大事に使って下さいとは言いません。でも気持ちがこもってるって言いたいんです。



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