財布を失くす

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

食事を終えてコートのポケットを探しても無い、無い。
財布が無いのである。

1件目・2件目・3件目・4件目ともう食べ歩きをしているから
どこの時点でないのか記憶があやふやである。

やってしまった・・・という失態の気持ちはあるが
横にいる縁者の心配ほど焦りがない。

「すぐにカードを止めないとあかんし電話しぃ」と
アドバイスをもらいながらも必ず見つかるという安心がどこかに
私はあったのである。

寄せていただいた4件すべてのお店に電話しても無いという報告であったが
その数分後に1件のお店から電話があって隣席していた女性が
交番に届けてくれているという内容であった。

そのお店は訪問は数年ぶり。
粕汁を飲みながらカウンター越しに女将さんと
お話できる小さなお店で居心地がいい。
その時に隣に若い女性が一人でおられたので話しかけた方が
拾得してくれていたのである。
カウンターでは両隣と仲良くなれるのが多生の縁。それが居場所となる。
たわいもない話をして女将さんにタオルソムリエの名刺を渡していた。
隣の女性には数件前にもらったクリスマス用粗品のトイレットペーパーを
笑いの種も込めてプレゼントしていたこともあり私を覚えていてくれてたようだ。

私は普段から食事をする時にどのような場所でも店の方やお客様と仲良くなっていることで
私は周囲にはいい人ばかりだと安心しているところがある。
同じ席で語り合えば多少の気心が知れるものだ。

昔は車の屋根に財布を置いて走った際も拾得されていた。
唯一学生時代に琵琶湖を泳ぎに行って湖の中で失くした時以外は
財布や携帯や名刺ケースなどはすべて戻ってくる。

日本は治安がいいと同時に普段から金に執着してないのが
私はいいことだと思っているから戻ってくるのだろうと自分に思うようにしている。
トイレを掃除したり玄関を掃除する。寄付をする。
利他の精神で生きるよう努める。欲深しい行いは出来るだけせずに
難しい道を選ぶ。


とはいえ、交番に入るのは申し訳ない。人のお手間をかけてしまうのは自身で反省するべきであり
未熟かつ自己管理ができない罪悪感でいっぱいになる。

交番で事情聴取を受けて財布を手にして女将さんにお礼を言いに店へ向かった。
優しい笑顔。そして隣にいた女性も戻ってきてくれていた。
見つけてくださった御礼はいいと言うがお詫びとともに次回は訪問時に何かを持っていこう。

財布を落とすのはよくないこと。
でも人のありがたみを知るにはお金の意味を知るにはいいことかもしれない。

聖なる夜のイブにメリークリスマス!
 



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