被災地南三陸町三度訪問

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

定点観測をすることにより復興への道を見つめたいと
南三陸町の山内さんのもとへ向かった。

前へ進む街の皆さんのもとへ訪れることにより深い傷を
思い出させてしまうのではないかという不安もあったが、
彼等にはそんなことが愚問であった。
最高の笑顔でもてなしてくださり、しっかりと前に進んでいく強い意志を
もっておられた。

あの頃よりもだいぶと変わりましたよ。っと山内さん。


そう言いながら高台の丘に向かう。
津波が起きた際に逃げたこの丘。
見下ろす景色はがれきが点在しダンプが往復する1年目の景色。
すべてが整地され何もなくなった2年目の景色。
そして今回のこの景色からはかさ上げされていく土が盛られた景色へと進化していた。
定点観測することで感じるこの気持ち・・・。



さんさん商店街の懐かしい店主さんとも話ができた。
商店街自身はまだまだ活気があるというがこれからどのようになっていくかは
不透明な状態である。


1年前には無かった商店街の横にモアイ像が贈呈されていて未来への活力を与えていた。


現在人口14500人ほどの小さな町、南三陸町。
高校の高台へあがるとグランドの半分が仮設住宅になっており

その横で高校生がサッカーと野球の部活動に汗を流していた。
ボールを追うコントラストがなんともいえない勇気をもらった。


駅に行ってみましょうか?っと山内さんに連れられJR東鉄道のホームにあがる。
ここは当時の被災のままの状況であった。

プラットホームから地下道の階段はそのまま残っている。
ここから気仙沼駅まで学生時代は通学に使っていたと山内さんは
懐かしいそうに何度もカメラのシャッターをきって話しておられたのが印象的だ。


被災地復興を願い三年前から始めた「上を向いて歩こう!」のポーズ。


山内さんはここで生きていく覚悟をもって街を見続けていく・・・。


防災庁舎には今もたくさんの献花があり残すかどうかは国に委ねる立場になっていた。


以前に乗ったバス停付近は盛り土により立ち入りできない箇所になっている。

人々が自分たちの家を建て家族が戻り本当の意味での豊かな暮らしになるまで
支援は続く。

南三陸の海は穏やかで何も無かったかのように静かであった。

photo:山内恭輔氏

201403091557_3.jpg
「売らない」から売れる!

ヨタヨタやけどお気に入り!
そこまで使ってほしいタオルがあります
【タオルはまかせたろ.com】

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。