東北コットンプロジェクト

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

タオルもしかり衣類の繊維はほとんどがコットン繊維からできています。
コットンは99％が輸入品です。

綿の特徴は灌漑した土地でも育ち、土が痩せにくく輪作にも容易に組み込めるということで
世界各国で栽培されています。

今年東日本大震災の巨大な津波により壊滅的被害を受けた宮城県沿岸の荒浜地区と名取地区の
農地で初めて綿花が収穫されました！

目的は
津波被災農地の塩害・農作再生を目指す東北コットンプロジェクトによるものです。

短い期間だけ咲く黄色い綿花は復興のシンボルとなったことでしょう。
耐塩性の高いコットンが農地を復興させる。
塩害含有率にもよりますが3年ほどで除塩ができるそうです。それでも3年です。

綿花を育てるのは手がこむ作業ですがボランティア団体と被災農家からアパレル企業までがTEAMとなって
育てたコットンを今後は意味ある商品となっていくことでしょう。

しっかりと育った2011年の綿花に絆を忘れることなく織り上げていただき
経済を発展させる取り組みにしていくことが使命です。

いかにしてこの土地を有効にしていくかは国も含みさまざまな支援が必要なことでしょう。
まだまだこれからのプロジェクトクトですが、素晴らしい取り組みに敬意を表します。

さまざまなおもいを胸に必死に取り組んでくださっているプロジェクトメンバーの
記事を繊維ニュースで読んで感動しました。

一過性の寄付やボランティアとは違った形で本業で企業が支援されている例はたくさん
あるかと思います。
そうした取り組みが弊社でも行えるよう努めていきたいと日々考えております。

ヨタヨタやけどお気に入り！
そこまで使ってほしいタオルがあります
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