【学生・社会人との毎週一問百答】第269弾は「アベノミクス」について

〈質問〉—————————————————-

 

 「アベノミクス」についてどのようにお考えですか。

 経営者の方々の視点からの意見をうかがってみたいです。

 

           (明治大学商学部 新谷貴之さん)

 

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新谷さん
こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
ご質問ありがとうございます。
一緒になって考えていきたいと思います。

先日皆さんが学舎にされている明治大学キャンパスのリバティタワー前に
息子(中学2年生です)と見学に行ってきました。

これからの時代は新谷さんや息子達の時代です。
それぞれが‘貴之ミクス’となり己の中で三本の矢を立てて
経済を動かしていく必要があろうかと思います。
(タカユキさんとお読みするのでしょうが、あえてタカノミクスと称しました)

ご質問いただいているアベノミクスの世論は周知の通り
専門家の意見も様々でありますので賛否両論を
ご自身の中で紐解いていかれるのがいいかと思います。

でもどのようにしてっと言われるかと思いますので
経営者の視点から二つのことをお伝えできればと思います。
誤解の無いように大企業でなく中小の経営の立場から
お書きさせていただきます。

一つめは、どのような職種であろうとも経営の在り方は
政治の方針で決めるのでなく、自身の経営論で行っておられるということを
ご理解ください。

政治は動きます。民主党に託した政治が今は自民党復活です。
期待値は大きく何かをやってくれそうと期待と不安も募るようですが
経営者はそんな視点は持ち合わせていません。

アベノミクスの柱である金融政策・財政政策は
言葉だけとれば当然の政策であることは誰でも分かるはずです。

大事なのは、その方法が正しいかどうかで議論するのでなく
そこに向けて経営者はどう基盤をあわせていけるかを
考えられるかどうかが重要なのです。

一部の投資家や財務家が潤う形になったとしても
この政策で社員や家族にまで反映されてくるのは、さらなる先であり、
また、この勢いがこのまま続くという判断のもと浮き足だっていることはあり得ません。

中小の経営者が守るべきことは、雇用と経済の基盤部分の
経営と分かっているからです。

二つめは、景気があがるという錯覚にも囚われていないということです。
先月、仙台訪問時のこと、バブル状態で小さなゼネコンも3年先まで需要があり
タクシーチケットの乗客も数年ぶりに出始めたと喜んでおられました。
(復興バブルで少しこの議題とはずれるかもしれませんが)
末端までお金が動き出し街に繰り出す人々で経済の循環が
動き出す兆しを少しずつ感じだしている方も少なくはありません。
地方でも格差はありますが、少しずつ予感を感じはじめておられる
方もあるかと思います。

しかし、バブルを経験した経営者は、二度とバブルと同じ夢を
見ないということです。
当時に路頭に迷わせた社員や家族の思いを胸に倒産する
悲惨な経営者の方々を思い返します。

数字はマジックです。
経済が動く中で数兆円のお金が増減します。
新谷さんの現時点で財布に増減がありますか?
バブルとして消えた時も同じでExcelシートから削除されただけで
無くなったわけではないのです。

景気がいい、株が上昇と聞くと心理的要素が強く働き
人々は財布が緩んだりします。
それが一番、大事であると言うことかもしれませんが
経営者はその流れに乗っているだけではないということです。

世界経済が混沌している中、もう日本は日本だけを見ている時代ではないことも
学生の皆様も周知のことでしょう。

では、今、どこに視点を当てるかは、現在ではなくその先へのエコノミックスでは
ないでしょうか。
誰もがそれを予想することなど出来ません。
しかし、
安倍首相はまじめな方で第二次内閣としてもう一度日本を
立て直ししたいというお気持ちは強く、世論も高い評価であります。
アベノミクスの旗印のもと動いていただいていると思いながらも
任せるのでなく新谷さん含め皆さんで考えて討論する機会も
お持ちいただくことが、日本の未来を豊かなものにしていくのだと
思います。

その意味からして今回のような皆さんも同じうような
質問をしたいと思われている無関心でない姿勢が頼もしく思えます!

ありがとうございました。

 

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