【学生・社会人との一問百答】第282弾は「伝統」について

〈質問〉—————————————————-

 来春から築地市場で働きます。
 企業や地域の伝統やしきたりを知る方法などはありますか?

            明治大学商学部 村田宏平さん
            ブログ「学生が畑を持つために
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村田さん
こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。
いつもコメントをいただきまたこのように質問もいただきましたことをうれしく思います。
またご自身のブログ内におかれましても拙書「売らない」から売れる!
ご感想を書いていただき感謝いたします。
一緒になって考えていきたいと思います。

まずは、就職おめでとうございます。
新しい門出に喜びと不安もあるかと思いますが
フレッシャーズらしくぶつかっていってほしいと思います。

私も今年は二度ほど築地の市場に足を運ぶ機会がありました。
仕入れ職人と一緒に仕入れ先を見せていただき
行きつけの天ぷら屋さんで舌つづみをさせていただきました。
販売する側も買い付ける側も一般のお客様も熱気があり
心地いい伝統と文化が流れていると感じた次第です。

村田さんが築地の何に魅力を感じられたのかは
情報不足で解りかねますが、そこで育ちそこの温度感が
肌で感じているのであれば、地域へ溶け込みも早いことでしょう。

そうではなくその地域を愛しそこの伝統やしきたりがまだまだ
解っていないと思うのなら、立ち並ぶお店の職人の手を1件1件見て回ってください。

伝統としきたりが浮かんできます。

表向きな地域の伝統やしきたりの情報はネットでいくらでも入ってくることでしょう。

しかし、その店ひとつひとつがそこで暖簾を守り続けている伝統の良さは
代々続く店の大将や店構えに触れることでしか感じ得ない深いものが
あるかと思います。
台所と称される築地の市場であればその威勢のいいかけ声のかすれ具合も
お客様への挨拶も店の奥に飾られた神棚やちょうちんも
奥義を醸し出していることでしょう。

村田さんが働きはじめ、立ち並ぶお店の人の触れ合いが
出てきた時にはじめて、1件1件見てきたことの中で
大将の腕っぷし、おばあちゃんのしわしわの手
神酒の銘柄、柱の傷などを話題にしたら、いかがでしょうか?

よくぞ聞いてくれたね!っと会話が会話を呼び
伝統としきたりを生声で聞かせていただけることでしょう。

その地域の伝統やしきたりと大きくくくってしまっても
見えてきません。
すべてはその個の集合体が長い長い年月をかけて
先祖から受け継ぎ守ってこられたもの、
個の皆さんの本当にその地域で生きていられる姿に触れてこそ
次世代の村田さんが今後の世を語れる人間になっていき
その地域を愛していける本物の伝道師になられるのではないかと
思います。

次回は村田さんのおられるお店にも寄せていただきたいものです。

活躍を応援しております。

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