「地域に根ざす経営」とは

<質問>

自社が属する地域ならではの個性、あるいは地域に受け継がれてきた独特の風土などを、どんなふうに経営に活かしていらっしゃいますか。 また、地域に貢献するという観点から、経営上心がけていることがありましたら、教えてください。

(明治大学商学部 布施彰子)

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】京都工芸の寺田です。

布施さん、ご質問ありがとうございます。 いつも布施さんのブログを毎日拝見しております! 少し、更新が止まっており寂しいですが・・・。

一緒に考えていきたく思います。

屋号は京都工芸ですが社は滋賀県にあります。

周囲は山に囲まれ真ん中には琵琶湖があり自然に囲まれた風土です。

滋賀県には217局の特定郵便局と15局の普通局があります。

私は郵便局に粗品を納品する業者として長年、携わっています。

地域に根付く公共機関として親しまれている郵便局を配送することなく

配達する独特の商売方式でリアルの現場の動きをみることでニーズをつかんできました。

粗品を手に取るお客様の声までお聞きすることができます。

こちらには私が配達した際の局舎がすべてサイトに掲載しております。

【滋賀の郵便局訪問記】

郵便局は布施さんならお気づきかと思いますが国道に面していることは少なく

路地裏や少し表通りから外れた場所に位置しています。

おかげで国道を走らずに裏道のみで各郵便局へ配達いくことが出来ます(笑)

裏道には滋賀の流儀があり良さが見え隠れする庶民の空気が流れています。

時には雑誌には出ないB級グルメのお店も局長さんに紹介され発見できます。

全局配達することで滋賀の道は覚えることが出来ました。

何が一番かと言われますと道を熟知したことと全局を知っているということです。

すると・・・初めて商談する方などとこんな会話ができます。

地元の方は地元や出身地を知らず知らず大事にしています。

誰もが「◎◎町に住んでました・・・。」

っと滋賀の町名を言われると、

「◇◇郵便局の近所ですね。」っと最初の話しの入り方がスムーズになります。

「良く知ってるね・・・。」から始まり風土の話しから地域の話しを交えて

初めての方と商談する際も笑顔で会話が進んでいきますね。

地方の方へは滋賀へ来たときにどこを案内すればいいのか?をお答えできます。

布施さんが静岡ならここがいいよとオススメできるのと一緒です。

でも大概の方は地元の自慢オススメルートは明白でありません。

地域を愛する気持ちがいつも経営の根本に私はあります。

郵政民営化が進み滋賀の局舎も統合化が進んでいます。

あなたの町の郵便局が大革命の時代到来です。

各郵便局様が各々のスタイルで情報を発信できるお手伝いを出来る日が

来るかもしれないと現在、上記なような各局のページを作成して準備している

次第です。

訪れることで肌で感じる人や土地のぬくもりから経営へのヒントがあると

思います。

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