フィギュアの海洋堂ホビー館四万十さん訪問

こんにちは。【タオルはまかせたろ.com】タオルソムリエの寺田です。

小さい時に母親からお菓子売り場に連れて行ってもらうとおもちゃのついたお菓子をせがんだものだ。
たいしたお菓子でないから大人の口からは
「おもちゃ付きのお菓子でなく自分の食べたいお菓子を買いなさい」と言われたものである。

お菓子売り場の花形はやはりおまけというフィギュアがある食玩だ。
子供は心を鷲掴みにされ何がもらえるかのワクワク感が胃袋を満たすお菓子以上の
価値を持つ。
それを一気に加速させて楽しい食玩へとワールドを広げていかれた会社がある。


人知れず山道を抜け突如、得体の知れない館として現れるという立地に会社を持つ
フィギュアの造形企画製作販売の海洋堂さん館、「海洋堂ホビー館四万十」。


フィギュア業界では知らない人はいないというほど立ち位置が明確な企業さんである。
旅の道すがら所々に看板が出るほどであるが故に吸い込まれるように山道を寄り道してまでも行きたくなってしまった。


入場料800円と決して安くない館は一つのガチャガチャと館内撮影オッケーというマニア心を誘う受け付けによりお得感満載にファンなら感じてしまうし入ってみると価値を一杯感じてしまうのである。


昭和39年、一坪半のホビーショップを大阪府守口市に開業されたオーナーである宮脇 修一さん。
プラモデルは作れば売れたという船出から「創るたのしみをすべての人に」というキャッチフレーズを商いの基本に揚げ
現在はこの地でワールドを広げられるまで数々のご苦労もあったようだ。
すべての歴史を一同に見られる素敵なホビー館は私達によってもノスタルジーそのものである。


想像以上にレアなフィギュアに完全に大人である私たちは昭和の時代にタイムスリップされてしまっている。
周りを見渡せばつなぎの革ジャンのライダースーツのいかつい大人ばかりということに気づいた。

胸躍らせたアニメの主人公、世界のアーチストから忠実な生体物のフィギュアが館内にはゾーンを分けて存在する。

歴史を紐解くとしがない大阪のプラモデルを営むごく普通の店主がこの高知のこの地であることを重点的にブランディングしたことでニーズが深まったんだと感じる。

コアなフィギュアプロデューサーをクレジットをつけて脇役でなくスポットを当て
存在価値を高める戦略により製作能力の向上とファンの獲得を広め
作り手とオファー会社のニーズに応える体制にしていったことに勝因があったのだとイギリスの某レコード会社を例に
記載されながら説明されている。

作り手の気持ちと依頼側の気持ちを繋げるのは弊社のビジネススタイルと合致する。
これがあることで三方良しの体制ができるからだ。
勿論そこまでに行かれるまでいくつものご苦労と支援いただく著名人の存在などは感謝の意があられることであろう。

しかしここまでとんがってしまうと追随を許さないオンリーワンであり社会的貢献も大きいことであろう。

好きを極めることはその時代の空気感にもよるがそこにアンテナを張れる経営者は少ないし
努力だけではいかない遺伝子が働いていると思える。

ただ、たどり着いてしまうと家元としての責任は永遠につきまとうため裏切りは許されない。
硬く生きるのでなく身の丈で楽しい経営が一番であるということを
ネットも繋がらず周囲に何もない環境でビジネスをなされる海洋堂さんを見て真髄を気づかせていただいた気がする。

ありがとうございました!

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